プロテクションフィルム
車のフルラッピングにかかる費用は?車種別・フィルム別の相場を解説
本記事では、フルラッピングにかかる費用や車種ごとの相場、業者選びのポイントまで、判断材料となる情報をわかりやすく紹介します。
目次
クルマのフルラッピングとは
フルラッピングとは、クルマ全体に専用のラッピングフィルムを貼りつけるカスタマイズ手法です。ボディカラーや質感を気軽に変更できる点が魅力です。関連する施工方法として、特定のパーツだけに施工する「部分ラッピング」や、ボディ全体を塗り替える「全塗装」などもあります。
車のフルラッピング費用相場
クルマのフルラッピング費用は、車種のサイズや形状、使用するフィルムの種類によって幅があります。業者の技術力が費用設定に影響することもあるため、相場を把握しておくことが大切です。
※金額はあくまで目安となります。実際の費用は車種や形状、施工店により異なりますのでご了承ください。
フルラッピング費用の全体相場
フルラッピングの費用は一般的に40万円〜160万円以上と幅が広く、施工するクルマの種類やフィルム、業者によって差が出ます。とくにクロム系や特殊カラーは高額になる傾向があります。
軽自動車のフルラッピング費用相場
軽自動車のフルラッピング費用は40万円〜70万円前後が目安です。ボディサイズが小さいため、フルラッピングのなかでは比較的費用を抑えやすいタイプといえるでしょう。
コンパクトカーのフルラッピング費用相場
フィットやヤリスのようなコンパクトカーの費用は、45万円〜80万円で設定されていることが多いです。軽自動車よりも施工面積が増えるため、やや高めの価格帯になります。
セダンのフルラッピング費用相場
カムリやクラウンなどのセダンは、60万円〜100万円が目安です。ボディの長さや曲面の多さが影響し、フィルム使用量や工数が増える傾向があります。
ミニバンのフルラッピング費用相場
アルファードやヴォクシーなどのミニバンは、70万円〜120万円で設定されていることが多いです。車体が大きく施工範囲も広いため、フィルム使用量が多くなり相場も上がります。
SUVのフルラッピング費用相場
ハリアーやランドクルーザーなどのSUVは、70万円〜120万円ほどの費用がかかります。全高が高く施工面積も大きいため、工数が増えやすくなります。
輸入車・高級車のフルラッピング費用相場
ベンツやBMW、ポルシェなどの輸入車や高級車は、80万円〜160万円以上になるケースもあります。ボディ形状やパーツの構成が複雑なことに加え、一般車以上に高い精度を求められるため、費用も高くなります。
フィルムの種類別フルラッピング費用
フルラッピングに使用するフィルムには、さまざまなバリエーションが存在します。単色だけではなく、マット系やカーボン調、メタリック調といった質感のフィルムも展開されており、個性的にドレスアップできます。ここでは、代表的なフィルムの費用目安を紹介します。
※金額はあくまで目安となります。実際の費用は車種や形状、施工店により異なりますのでご了承ください。
ソリッドカラーフィルム
単色のソリッドカラーフィルムは、最もスタンダードで費用を抑えやすいタイプです。費用相場は30万円〜60万円と、比較的手頃なため、フルラッピングに挑戦したい方にも向いています。
マットフィルム
光沢を抑えたマットフィルムの費用相場は、40万円〜80万円です。なお、マットフィルムは汚れが目立ちやすいため、施工後はこまめにメンテナンスしなくてはなりません。
グロスフィルム
純正塗装に近い仕上がりにしたい場合は、グロスフィルムがおすすめです。費用相場は40万円〜70万円で、高品質フィルムほど光沢が美しく、その分価格も高くなります。
カーボン調フィルム
炭素繊維の網目模様を再現したフィルムです。フルラッピングの費用相場は50万円〜90万円で、スポーティな雰囲気を演出したい場合によく選ばれます。
メタリック・パールフィルム
金属や真珠のような光沢感を持つフィルムで、高級感や立体感を演出したいときに適しています。費用相場は50万円〜90万円です。
クロム・カメレオンフィルム
反射性の高いクロムフィルムや、見る角度で色味が変化する カメレオンフィルムは特殊なタイプに分類されます。傷が入りやすく熱管理も難しいため、費用相場は80万円〜150万円と高めに設定されていることが多いです。
フルラッピング費用に影響する要因
フルラッピングの費用には、施工にかかる工数やパーツ脱着の作業費など、さまざまな要素が盛りこまれています。ここでは費用に影響する主なポイントを紹介します。
車のサイズ・形状の複雑さ
凹凸が多いクルマや大型車ほどフィルムの使用量が増え、工期も長くなります。そのため、サイズが大きいほど費用も高くなる傾向があります。
使用するフィルムのブランドと品質
3M社、KPMF社、Hexis社といった信頼性の高いメーカーのフィルムは、発色や耐久性などが優れており、その分価格も高くなります。安価なフィルムを扱う業者もありますが、色褪せや剥離などのトラブルにつながる恐れがあるため注意が必要です。
施工範囲の指定
ドア内側、ミラー、ルーフとボディをつなぐピラー部分など、細部まで施工するほど工数が増えます。見える部分だけ施工するか、それとも細部にまでこだわるか、予算を踏まえて検討しましょう。
下地処理・補修の有無
ボディ表面に傷や凹みがある場合は、補修費用が発生することがあります。とくにグロス系や濃色系のフィルムは下地の影響が出やすく、補修を求められるケースが多いです。
業者の技術力と立地
都心部の業者は立地コストが反映され、料金が高めに設定されている場合があります。また、実績のある業者は分解作業や下地処理にも時間をかけるため、その分、作業コストが費用に上乗せされます。
旧フィルム剥がし作業の有無
施工費に、すでにラッピングされているフィルムの剥がし作業が含まれていることも少なくありません。安価なフィルムは破れやすく糊残りしやすいため、劣化の状態によってはさらに追加費用が発生する場合があります。
フルラッピングと全塗装の費用比較
クルマの全塗装もフルラッピングと同じく、見た目の印象を変えられるカスタマイズです。しかし、それぞれで初期費用や工期、トータルコスト、仕上がりなどが異なります。これらの特徴を踏まえて、どちらの施工を選ぶか慎重に検討しましょう。
※金額はあくまで目安となります。実際の費用は車種や形状により異なりますのでご了承ください。
初期費用の比較
初期費用は車種によって差がありますが、一般的にはフルラッピングより全塗装の方が高くなります。
例えば、軽自動車の全塗装であれば40万円〜70万円、コンパクトカーであれば、50万円〜90万円になります。SUV・ミニバンなど大きいサイズのクルマは100万円以上かかることも珍しくありません。
工期の比較
単純な作業時間だけで考えると、フルラッピングは数日程度で完了します。一方、全塗装は塗装と乾燥を繰り返すため、納車まで1週間以上かかることもあります。
トータルコストの比較
フルラッピングは全塗装よりも初期費用を抑えやすいものの、数年ごとにフィルムを貼り替えなくてはなりません。長期間乗り続ける場合は、貼り替え費用を含めたトータルコストも考慮しましょう。
仕上がり・元に戻せるかの違い
フルラッピングはフィルムを剥がせば元の状態に戻せます。一方、全塗装を元に戻す際は再塗装しなくてはなりません。
また、色や質感の選択肢はラッピングフィルムの方が豊富で、全塗装よりもデザインの自由度が高い点も魅力です。
フルラッピングのDIYと業者施工の費用差
フルラッピングはDIYでも施工できますが、施工中や施工後のトラブルも考慮しなくてはなりません。ここではDIYと業者に依頼した際の価格差や仕上がりの違いについて解説します。
※金額はあくまで目安となります。実際の費用は車種や形状により異なりますのでご了承ください。
DIYでフルラッピングする場合の費用
カー用品店や通販サイトを利用すれば、フルラッピングに必要な材料や道具を揃えられます。部分ラッピングよりもフィルムを大量に使用するため、スキージーやヒートガンなどを一式揃えると10万円〜40万円ほどの予算が必要です。
業者施工との費用差と仕上がりの違い
DIYは業者に依頼するよりも大幅に費用を抑えることができます。しかし、フルラッピングは高度な技術が求められるので、ビギナーの方にはおすすめしません。慣れていないとフィルムがゆがんだり、ほこりを巻きこんだりと、トラブルが起きやすくなります。
DIYをおすすめできないケース
大型車や形状が複雑なクルマは施工面積が広く、曲面も多いため、難易度が上がります。このようなケースでは、高価なフィルムを無駄に消費してしまうリスクもあるため、業者に依頼する方が結果的にコストを抑えられる場合があります。
フルラッピング費用に含まれる内訳
フルラッピングの費用には、フィルム代に加えて工賃も含まれています。事前に内訳を把握しておくことで、見積もりの比較がしやすくなり、施工後のトラブルも回避しやすくなります。
フィルム材料費
内訳のなかでも大きな割合を占めるのがフィルムの材料費です。使用するフィルムの面積や単価によって金額が変わります。
施工工賃
フィルム材料費と並び、施工工賃も費用の大部分を占めます。実績が豊富で技術力のある業者ほど、仕上がりの品質を重視するため工賃が高くなる傾向があります。業者によっては、材料費より工賃が高くなるケースも珍しくありません。
下地処理費
ボディの洗浄や脱脂、傷の補修などは下地処理費として計上されます。これらの工程はフィルムの密着性や仕上がりの美しさに直結するため、欠かすことができません。
脱着・組み付け費
フルラッピングで施工するにあたって、バンパーやライト、ドアノブなどを取り外すことがあります。こうした一部パーツの脱着や組み付けの工賃も費用に含まれていることが多いです。
保証・アフターサービス費
業者によっては、施工後の保証やアフターサービスを設けている場合があり、これらも費用の一部として加算されます。
フルラッピング費用を抑えるコツ
フルラッピングは工夫次第で費用を抑えることもできます。施工範囲や使うフィルムを見直したり、お得なキャンペーンなどを利用したりして、無理なく予算内に収めましょう。ここではコストを下げるためのポイントを紹介します。
部分ラッピングとの組み合わせを検討する
クルマ全体ではなく、ボンネットやルーフなど目立つ部分だけをラッピングする方法もあります。フィルムの使用量が減り、工数も削減できるため、フルラッピングより大幅に費用を抑えられます。
フィルムのグレードを見直す
高級フィルムから標準フィルムへグレードを下げることで、費用を抑えられます。あらかじめ施工の目的を明確にしておくと、どのグレードを選ぶべきか判断しやすくなります。
複数業者から相見積もりを取る
費用を比較するために、同じ条件で複数の業者に見積もりを依頼するのも有効です。施工方針や作業内容も比較できるため、納得感のある選択につながります。
キャンペーン・閑散期を狙う
新年度や新学期などのオフシーズンに、割引キャンペーンを実施する業者もあります。公式サイトやSNSをこまめにチェックしておくと、お得に施工できるタイミングを逃しにくくなります。
フルラッピングの費用対効果
フルラッピングは見た目を変える以外にも、いくつかのメリットがあります。どのような費用対効果を期待するのかを明確にしておくと、予算も立てやすくなります。
純正塗装の保護による資産価値維持
フィルムによって塗装面を保護できるため、クルマの資産価値を維持しやすくなります。ただし、経年劣化したフィルムは糊残りが発生しやすく、塗装にダメージを与える場合があるため注意しましょう。一方で、プロテクションフィルムであれば糊残りがなく、剥がし作業も容易です。
飽きたら戻せる可逆性
フィルムを剥がせば元の塗装に戻せるため、期間限定のカスタマイズにも向いています。全塗装のクルマと違い原状回復の手間が少なく、気軽に色やデザインを変更できる点が魅力です。
全塗装より短期間で完了するメリット
フルラッピングは塗装や乾燥工程が不要なため、比較的短期間で施工が完了します。クルマを使えない期間が短いため、日常生活への影響を最小限に抑えられます。
フルラッピングの費用に関する注意点
見積もりが予算内に収まっても安心はできません。クルマの状態によっては、追加費用が発生する場合があります。予算が大幅にオーバーしないよう、以下の点に注意してください。
追加料金が発生しやすい項目
下地の補修範囲が広い場合や、取り扱いが難しいフィルムを使用する場合は追加料金が発生することがあります。とくに板金修理歴のある車両は塗装剥がれが起きやすいため、補修費用が高額になる可能性があります。
任意保険への影響
保険会社によって、ラッピングしたクルマの扱いが異なります。事故後にフィルムを再施工する際、どこまで補償されるのか契約内容をよく確認しておきましょう。補償対象外の場合は、再施工費用を実費で負担する必要があります。
フィルム剥離時の追加費用
貼り替えの際には、既存フィルムの剥離作業が必須です。経年劣化によってフィルムが硬化したり糊残りが発生したりしていると、作業工数が増えてしまい、追加料金が発生する可能性が高くなります。
失敗しないフルラッピング業者の選び方
フルラッピングは費用が高額になるため、依頼する業者は丁寧に見極めたいところです。仕上がりのギャップや施工後のトラブルを回避するためにも、見積もり内容や施工実績を事前に確認しておくことをおすすめします。
施工実績と事例の豊富さ
過去の実績や事例紹介も業者選びの参考になります。公式サイトやネットの口コミで、同車種や近いサイズのクルマを手がけた実績があるかを調べておきましょう。実際に店舗へ足を運び、施工環境をチェックしておくことも大切です。
使用フィルムのブランド明示
見積書にフィルムのブランド名や品番が明記されているかを確認しましょう。低品質なフィルムを使用する業者もあるため、気になった点は早めに問い合わせておくと安心です。
施工保証の有無と年数
施工後の保証やアフターサービスの内容も重要な判断材料になります。保証期間や対象範囲を把握しておくと、不具合が起きた際にも対応しやすくなります。
見積書の項目が明確か
見積書に材料費や施工工賃、下地処理費などの内訳が記載されているかを確認しましょう。簡易的な見積書の場合、後から追加費用が発生するケースもあるため注意が必要です。
車のフルラッピング費用に関するよくある質問
ここでは、よく寄せられる質問をまとめて解説します。
フルラッピングの費用は分割払いできるか
施工店によって異なります。クレジットカード決済やショッピングローンに対応している施工店もありますが、銀行振込や現金のみの対応としている施工店も少なくありません。高額な施工になるため、契約前に支払い方法や支払いタイミングを確認しておくと安心です。
費用が安すぎる業者は避けるべきか
極端に安い業者は、質の悪いフィルムを使用していたり、作業工程を簡略化していたりする可能性があります。仕上がりに影響するため、価格の安さだけで判断するのは禁物です。
法人・社用車のフルラッピング費用は経費になるか
法人や事業用車両の場合、フルラッピング費用は広告宣伝費や修繕費として計上できる可能性があります。ただし、会計処理は用途や内容によって異なるため、まずは税理士などの専門家へ相談しましょう。
愛車を保護するならプロテクションフィルムの施工がおすすめ
フルラッピングはクルマを個性的に演出できますが、目的によって向き不向きがあります。とくにボディを保護するという点では、プロテクションフィルム(PPF)の方が優れています。
「愛車を長くきれいに保ちたい」「資産価値を守りたい」という方は、プロテクションフィルムの施工をおすすめします。
プロテクションフィルムとラッピングフィルムの違いとは?
世界基準の技術力!プロテクションフィルムの施工ならスマート・カーサービス
ペイントプロテクションフィルムは、愛車の塗装を飛び石から守り、美観を長く維持できる優れた保護アイテムです。ただし、フィルムの性能を最大限に引き出すには、施工技術や環境が仕上がりを大きく左右するため、信頼できる業者選びが欠かせません。
スマート・カーサービスでは、熟練スタッフが車種ごとの形状に合わせて丁寧に施工し、理想的な仕上がりを実現します。大切な愛車を長く美しく保ちたい方は、ぜひスマート・カーサービスにご相談ください。
世界基準の技術力!確かな技術で愛車を美しく守ります
当社(株式会社スマート・カーサービス)は、確かな技術力と実績が評価され、国内外で名誉ある賞を受賞しております。
- 【米国 XDC 2026】Japan Dealer of the Year 受賞
2026年1月に米国テキサス州で開催され、世界37か国・725名が集結したXPEL最大のカンファレンスにて、日本のディーラーとして初となる快挙を達成しました。
▶ XPEL Japan公式のXDC 2026レポートはこちら - 【国内 XDC 2025】プラチナ賞 受賞
2025年10月に開催されたXPEL Japan初のカンファレンスにおいても、国内トップクラスの施工・購入実績が評価されました。
▶ XPEL Japan公式のXDC 2025アワード受賞一覧はこちら
世界中のトップディーラーが集う舞台で証明された確かな技術で、お客様の大切な愛車を飛び石やキズから美しく守ります。
プロテクションフィルム(PPF)の施工をご検討中の方は、ぜひ当社の詳細ページやトップページをご覧ください。
▼プロテクションフィルムの施工メニュー・詳細はこちら
プロテクションフィルム(PPF)専門ページ
▼株式会社スマート・カーサービス 総合トップページ
スマート・カーサービス トップページ
この記事の著者

筧 知也
元々家業がカーディテーリング/板金塗装/自動車販売を営んでおり13歳からカーディテーリングの仕事を手伝っていました。2024年時点でカーディテーリングの仕事をしているのは20年目になります。
当時から車を綺麗にする仕事に憧れ、車が綺麗になることの魅力を感じ、現在では株式会社スマート・カーサービスの代表としてプロテクションフィルムとセラミックコーティング施工会社を経営しております。
経験とノウハウを最大限に活用し、今後も沢山のお客様に車が綺麗になる喜びを届けて行きます。
