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プロテクションフィルム
価格で選んで大失敗!?プロテクションフィルム施工店選びは慎重に。
目次
そもそも「プロテクションフィルム 」とは?
ボディの表面に貼り付け、車体の塗装を 保護(Protect)するフィルム(Film)です。
ツヤあり透明、もしくはサテン仕上げの半ツヤ透明のものが、ほとんどです。
車体を確実に保護しつつ、貼ってあることが目立ってはいけないの製品なのです。
プロテクションフィルム の、施工失敗とは?
プロテクションフィルムにおける失敗と一口に言っても、人的要因によるものと、施工環境によるものが存在します。
以下に、画像を交えてお話しします。
人的要因
ボディのパネルとプロテクションフィルムのカットラインが合っていない
ボディパネルのラインと、プレカットされたプロテクションフィルムのラインが合っていない場合、
施工者の技術不足により、位置合わせがズレているケースがほとんどです。
双方のラインが合っていないと、プロテクションフィルムを貼っていることが遠目に見てもわかってしまい、見栄えが悪くなってしまいます。
画像の上部から下部に向けて、薄黒いラインとツヤのある白いラインが消えていくのがお分かりいただけるでしょうか。
白い車体ゆえ、プロテクションフィルム断面に汚れが堆積しているのが目立ってしまっている状況です。
さらに、ボディ外板とプロテクションフィルムの隙間が不均一であるので、このような消えるラインができてしまっています。
ボディパネルにカッター傷
こちらは、施工者の技術不足によりプロテクションフィルムをカッターでカットする際に、プロテクションフィルムのみならずボディの外板にまでカッターの刃が到達してしまったケースです。
プレカットデータシステムを導入していないなどの施工環境的な要因もありますが、
主な原因は技術不足、力加減の不良によるものです。
車体を保護するために貼ったプロテクションフィルムで、車体を傷つけてしまっては・・・。
本末転倒です。
施工環境的要因
合わないエンブレム位置
エンブレムの位置とプロテクションフィルムの、くり抜き穴が合わないケースです。
エンブレムは、車両の個体差で微妙に取り付け位置がズレていることがほとんどですので、
弊社では、あらかじめ位置を把握するツールを作成した上で一度剥離、レーザーカットされた新たな両面テープに貼り替えた上でプロテクションフィルムの上から再度貼り付ける手法を採っています。
しかし、プレカットデータを編集する環境が整っていない場合、エンブレムのくり抜き穴を削除する、位置を合わせるなどの作業が不可能なため上記画像のようにズレが生じます。
白いボディのおクルマでは、写真のようにプロテクションフィルム断面に汚れが堆積し黒い縁ができてしまったり、
グロスボディのおクルマに、イメチェン目的も含めてサテン仕上げのものを施工した場合、
地のボディが露出するため、非常に見栄えが悪くなります。
ゴミの混入
微細なゴミが、ボディパネルとプロテクションフィルムの間に挟まってしまうケースです。
ゴミの混入は、ほぼ100%環境的要因と言っても過言ではないでしょう。
施工者の頭髪や衣服からの浮遊、空気中における浮遊。
さらに、混入したゴミを発見できるほどの強力な照明が備わっていない施工ブース。
板金工場などで施工している場合には、ボディ研磨のコンパウンドの粉や、パテを研磨した粉が舞っていることもあります。
そのような場所でゴミを噛み込ませずに施工するのは、もはや不可能です。
プロテクションフィルムが黄ばむ
プロテクションフィルムそのものが、経年劣化により黄ばんでしまうケースです。
特に白やシルバーなど明るいカラーのおクルマでは、いつの間にかカラーがクリーム色やシャンパンゴールドになっていることも。
剥がしてみたらあらビックリ、こんな色だったなそういえば・・・。と驚いてしまうほどです。
プロテクションフィルムそのものの値段が異常に安い場合、粗悪な品質のフィルムである場合が見受けられます。
施工店選びの重要ポイント!
プロテクションフィルムの施工を検討する際に、お店選びで失敗しない重要なポイントをお教えします。
施工実績はあるか
ホームページやブログなどに、施工実績が多数掲載されているショップは、経験豊富な証になりますので、チェックしておくと良いでしょう。
技術があるから、選ばれる。この一言に尽きます。
冒頭にお話ししたような、ラインのズレやカッターで車体に傷が入るなどのことがあっては、そんなショップに頼みたくはありませんよね。
施工実績が豊富にある=高い技術力、そう思っていただいて間違いはないでしょう。
プレカットデータシステムを採用しているか
プロテクションフィルムの施工を検討するにあたり、プレカットデータシステムを採用しているショップを選ぶことは基本中の基本です。
プロテクションフィルムの貼り方にはバルク方式と呼ばれる貼り方とプレカット方式の大きく分けて2つあります。
バルク方式は、カットされていないプロテクションフィルムを車体に貼り付けたのち、ハサミやカッターなどで車体に合わせてカットを行う方式です。
プレカット方式は、各プロテクションフィルムメーカーより提供されている、おクルマごとのパーツの形状のデータに合わせてあらかじめプロッターと呼ばれる機械でカットされたものを車体に貼り付ける方式です。
バルク方式では、データにとらわれることがないため、どんなおクルマにも施工が可能というメリットがありますが、ハサミやカッターなどの刃物の使用が必須となりますので、車体に傷をつけてしまうリスクが非常に大きく、デメリットの方が大きいためお勧めできません。
プレカット方式においては、予め車体の形状にあわせてプロテクションフィルムがカットされているため、
車体上においてカッターやハサミで裁断を行うことがありませんので、車体に傷が入ってしまうリスクを極限まで下げることが可能。
また、各プロテクションフィルムメーカーより展開されているプレカットデータシステムでは、
データの編集を行えるケースがほとんどです。
こだわりを持ってデータを編集しているショップなら、仕上がりも折り紙つきです。
施工環境が整っているか
いかに技術があろうとも、施工環境が整っていなければすべて台無しです。
施工環境の中でも特にチェックしていただきたいポイントはこちらの2点。
「プロテクションフィルム施工専用」ファクトリーを備えているか?
こちらは、もはや施工店選びの一丁目一番地といっても過言ではないでしょう。
中には、ガレージや板金工場の一角で施工を行っているショップもあったりします。
いかにインストーラーのウデが立っていても、専用の環境下でない場所で綺麗に施工できるわけがありません。
施工場所に強力な照明が備え付けられているか
強力な照明は、プロテクションフィルム施工においては必須アイテム。専用のファクトリーに強力な照明が備え付けられていることを確認しましょう。
白色の強力なLEDの照明を備えていることで、施工中にどうしても生じてしまう、糊ズレと呼ばれる現象や嚙みこんでしまったゴミなどの施工不良を素早く発見することができ、ハイクオリティな仕上がりに直結します。
施工価格が常識外れでないか
プロテクションフィルムの施工価格は、車種にもよりますが、ボディ全体に施工するいわゆるフルメニューでおおよその価格が、車種にもよりますが130~220万円程度。
おクルマの大きさ(=プロテクションフィルムそのものの使用量)や、施工難易度によって変動してきます。
しかし時折、車体全体に施工、さらに若干高額になる傾向のあるマット仕上げプロテクションフィルムで30万円という、あまりにも安すぎる価格を提示しているショップさんや、また逆に、そこまで大きくもなく、施工難易度も極端に難しいわけではないおクルマで相場比+100万円という価格のショップさんもあるようです。
あまりにも安すぎる場合、無名メーカーの格安プロテクションフィルムを採用している可能性が非常に高く、施工後に黄ばんでしまったり、剥離する際に塗装ごと剥離、あるいは糊がベッタベタに残ってしまう。そのような可能性も非常に高くなります。
初期投資の価格を安く抑えても、プロテクションフィルム剥離時にボディの処理で高額な費用がかかり、あるいは貼ったままおクルマを売却した際に、プロテクションフィルムの黄ばみなどを理由に大幅に減額され、結果として初期投資において高い価格で高品質なプロテクションフィルムを貼っておいた方がよかった、というケースも存分に起こり得ます。
逆にあまりにも高額で、提示された価格にご納得いただけないケースでは、他社への相見積もりも視野に入れましょう。
スマートカーサービスが選ばれる理由。
おかげさまで、多くのお客様に「プロテクションフィルム施工ならスマートカーサービス」とお選びいただいております。
ではなぜ選ばれるのかご紹介します。
豊富な施工実績
スマートカーサービスでは創業以来通算で2000台以上の施工実績を誇ります。
多くは語りません。
施工事例にてご紹介しているのはその中のほんの一部ですが、ぜひご覧ください。
プロテクションフィルム施工専門店ゆえ、環境が特化されている。
スマートカーサービスのプロテクションフィルム施工ファクトリーは、完全な専用設計となっています。
完全にゼロに抑えることは不可能な埃やゴミの浮遊を防止するイオン発生装置を備え付け、
インストーラーはビニールエプロンを着用し、さらに食品工場などで採用される不織布のキャップを着用し体からの埃やゴミの発生を徹底ガード。
さらに、そこまでガードしても噛みこんでしまったケースにおいても素早く発見できるよう、施工ファクトリーそのものは白を基調とした設計。
そして強力かつ高演色な白色LED照明。太陽光の下と近い色合いで車体をチェックすることで、確実な仕上がりを実現します。
信頼のプロテクションフィルムメーカー「XPEL」を採用。
アメリカ製の、世界シェアNo. 1プロテクションフィルムメーカー
XPEL(エクスペル)社製のプロテクションフィルムを、スマートカーサービスでは採用しています。
XPEL(エクスペル)社のプロテクションフィルムは、95%以上と高い紫外線カット率、さらに60℃以上の熱を加えると薄傷が消えるセルフヒーリング機能を備え、そして耐用年数は屋外保管で5年、屋内保管では10年と驚異的な長寿命。
正直なところ、「XPEL(エクスペル)」プロテクションフィルムの価格は決して安くありません。
しかし、ご満足いただけるクオリティの商品です。
プレカットデータシステム「DAP」導入。
XPEL(エクスペル)社のプロテクションフィルムを採用している店舗にのみ、
導入が許可されるプレカットデータシステム「DESIGN ACCESS PROGRAM(通称:DAP)」を導入。
輸入車のみならず、国産車も最新モデルにも素早く対応しています。
スマートカーサービスではさらに、確実なカバーと仕上がりの美しさ、および施工性の向上を目的に、
DAPのデータを基に改良を加えています。
まとめ
今回は、プロテクションフィルム施工店の選び方についてお話ししました。
価格だけで選ぶと、大切なおクルマが大変なことになってしまう可能性が高いので、
価格のみならず環境や技術も確実に見極めてプロテクションフィルムの施工店を選びましょう。
お問い合わせはこちらへお気軽に!
この記事の著者
鈴木 豪之
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