プロテクションフィルム
カラープロテクションフィルムとは?愛車の色替えと保護を同時に叶えるカラーPPFの魅力を解説
カラーPPFは塗装を守りつつ色替えを叶えるプロテクションフィルム。自己修復や10年保証により、ラッピング以上の魅力と価値を提供します。
目次
カラーPPFで楽しむ“色替え×保護”という新発想

カラーPPFは、塗装を守りながらボディカラーを変えられる次世代のプロテクションフィルムです。
通常の透明タイプと同様の高い耐久性と深みのある発色で、ツヤ感や質感を長期間キープします。
XPELのプレカットデータを使用するため、施工時にカッターを使わず傷のリスクも低減。
自己修復層により洗車傷にも強く、日常のメンテナンス性も良好です。
愛車の保護とイメージチェンジを同時に叶えたい方におすすめです。まずは施工範囲や質感を決め、純正色との相性を確認しましょう。
はじめに知っておきたい カラーPPFのこと。
施工前にカラーPPFの特性を理解しておくことで、理想とする完成イメージがより明確になります。保護性能とデザイン性の両方を優先するためには、部位ごとの形状や純正色との組み合わせを考慮したプランニングが重要です。ここでは、カラーPPFを選ぶ際のポイントと注意点をご紹介します。
カーラッピングフィルムとカラープロテクションフィルムの違い
![]()
一般的なラッピングが色替えやデザイン性を目的としているのに対し、カラーPPFは「色替え」と「塗装保護」の両方を前提に設計されています。走行中の飛び石や擦り傷、虫・鳥糞、樹液、花粉、紫外線によるダメージや退色など、日常的に受けるさまざまなダメージから塗装を守る性能を備えています。
厚みのある素材ならではの高い耐衝撃性と、細かな擦り傷を元に戻す自己修復機能により、長期間にわたり美観維持をサポートします。さらにXPELのカラーPPFは10年保証の対象となっており、経年による黄ばみや剥がれなど、素材起因の不具合にも対応しています。
カラープロテクションフィルム施工で注意すること
![]()
①端処理の方法 フィルム端の処理は「巻き込み(ラップアラウンド)」と「エッジ合わせ」があります。巻き込みは見た目の違和感・貼っている感がなく、美しい一方で浮きのリスクがあり、エッジ合わせは浮きに強い反面、形状や色によってはわずかに下地色が見える場合があります。複雑な曲面は追従性を優先し、敢えて巻き込まず、エッジで止めるケースもあります。
②再塗装車両 再塗装してあるパネルは密着や剥離時の塗膜ダメージリスクが高く、事前の塗装状態確認が必須です。
質感の違う全16色から あなただけの色を。
![]()
グロス(ツヤ)、サテン(マット)、メタリックなど多彩な質感をラインナップ。名車に着想を得たOEMスタイルカラーで純正色との相性を考えたトーン設計が特徴です。部分施工でアクセントを付けるも良し、広範囲で雰囲気を一新するも良し。カラーPPFなら「イメージチェンジと保護」を同時に得られます。
組み合わせは無限大。色×パターンで決める。
純正色とのコントラストやトーンを活かし、フェンダーやドアなどダメージを受けやすい部位の保護を強化しながら、印象を大きく変えられます。価格は車種・範囲で変動するため、目安を把握した上で現車確認のうえ確定します。
施工パターン例 – ディフェンダー カルパチアンエディション
![]()
フロントフェンダー、ドア4枚、リアフェンダー、A/CピラーにカラーPPFを施工
ディフェンダー110特別仕様車「カルパチアンエディション」をカラーPPFで「カルパチアンエディション仕様」にドレスアップ+保護。
施工パターン例 – ディフェンダー ダイナミック
![]()
ボンネット、フロントバンパー1部、フロントフェンダー、ドア4枚、リアフェンダー、A/Cピラー、リアハッチにカラーPPFを施工
ディフェンダー110「X-ダイナミック」をカラーPPFで「ダイナミック仕様」にドレスアップ+保護。
カラーPPFの美しさを長く保つために。
疎水性のセラミックコーティング剤 FUSION PLUS
カラーPPF施工面と分子レベルで結合する設計で、高い光沢と優れた疎水性を付加します。ダブルレイヤー構造となることで、摩擦や汚れの付着に強く、洗車頻度や手間の軽減が期待できます。熱で復元する自己修復層の働きはそのままです。
FUSION PLUS SATIN(サテン仕上げ対応)
サテン仕上げのPPF向けに、独特のマット感を損なわず透明感を高める処方。ムラを防ぐ専用メンテナンスで、サテン特有の均一な質感を維持します。ワックスや研磨剤の使用は避け、指定ケミカルでの洗浄・保護を推奨します。
![]()
保証・安全に関するご案内
製品保証(素材):XPELのカラーPPFは通常、黄ばみ・ひび割れ・剥離など素材起因の不具合に対して最長10年の保証が適用されます。
施工保証(仕上がり):貼り付け品質や埃噛み、端部処理などは店舗の施工保証の対象です。保証範囲・期間は店舗規定に準じるため事前に書面で確認してください。
再塗装パネル:密着・剥離時の塗膜損傷リスクが高く、保証適用外となる場合があります。施工前に板金・再塗装歴の申告をお願いします。
安全管理:専用ブース(温湿度管理・陽圧換気・セコム管理)での作業、プロッターによるプレカット(カッター不使用)を基本としています。
取扱い:洗車は中性シャンプーを推奨。高圧洗浄機は端部に直接強圧をかけないでください。マット塗装・サテンは艶出し剤の使用を避け、専用ケミカルを用います。
まとめ:色で魅せて、守って長く楽しむ。
![]()
カラーPPFは、色替えの自由度とプロテクション性能を一体化した新しい選択肢です。自己修復機能やコーティング併用により、日常のダメージを抑えながら理想のスタイルを実現できます。色・質感・施工パターンを比較し、保証範囲を確認のうえ、あなたの車に最適なプランをお選びください。最後にもう一度、カラーPPFの価値は「美しさも保護も」同時に得られることです。
