1991年製 ポルシェ911（タイプ964）カレラ2 に G’ZOXリアルガラスコート classR の施工と、

ルームクリーニングのご注文頂き、実施しました。

当店ガレージに入庫しましたら、車体全体の洗車を実施します。全体の洗車の後は

細かな箇所を徹底的にクリーニングしていきます。こうした日常の洗車では洗わない

箇所は実は大変汚れており、骨の折れる作業となりますが、納車後の仕上がりを

左右する大切な部分なので、当店では徹底的にクリーニングしています。

洗車＆クリーニング、鉄粉取りが終わりましたら、磨きの工程に入ります。

現代のお車は、” 下地・カラー塗装・クリア層 ”という構造になっていますが、

旧車の場合はクリア層がない場合が多く、30年経過したこちらのお車も

クリア層のない…　大変にデリケートな塗装面となっておりました。

こうした場合、下地が出ないよう、塗装の ” 劣化を整える ”　感覚で

磨いていきますが、高度な技術が必要とされる施工となります。

今回のお車は、リアの Carrera 2 のロゴ周りの汚れが目立っており

こちらは一度、ロゴを外してから溶剤を使って汚れを落とし、磨いた面に

戻した為、非常に美しい仕上がりにさせて頂く事ができました。

最終段階で、ボディにコーティング剤を塗っていきます。

今回も  G’ZOX リアルガラスコート class R を採用いたしました。

class R は、クリスタルガラスを思わせる美しい光沢と、雨や水分が玉になって

滑り落ちる…　優れた” 撥水性”と”耐久性”を特徴としています。

（  降雨時には拭き取りが必要な為、屋外保管車には向いておりません ）

ルームクリーニングでは、全体の汚れが特段に目立つ状態ではなく、革シートの

皮脂汚れのみ見受けられたので、シートのクリーニングを中心に施工しました。

こうして、この度もガーズレッドがさらに鮮やかになり、新車当時の姿を

思い起こさせる美しい仕上がりとなりました。

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