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バンパーの飛び石傷を修理するには?DIYの方法や業者の依頼費用を解説

飛び石傷は深さや状態によって対処方法が異なり、判断を誤ると劣化が進むおそれもあります。この記事では、傷の深刻度の見極め方から補修方法、修理費用の目安などを解説します。
目次
バンパーの飛び石傷の種類と深刻度の見分け方
浅い飛び石傷ならケアも容易ですが、下地の色や素材が見えるほど欠けている場合は補修の難易度も上がります。最初に傷の深さを見極めておくと、適切な対処がしやすくなります。
塗装表面のみの浅い傷
白く曇る程度の浅い傷であれば、さほど深刻な状態ではありません。爪が引っかからない程度に塗装表面のクリア層だけが削れている状態です。コンパウンドで磨くと、目立たなくなるケースが多いです。
カラー層まで達した傷
下地の色が見えている場合は、クリア層だけでなくカラー層まで傷が達している可能性が高いです。このレベルになるとコンパウンドだけでは補修が難しく、タッチアップペンなどで補修する必要があります。
下地や素材まで達した深い傷
樹脂素材が露出しているほど深い傷は、DIYできれいに補修するのが難しくなります。パテ埋めするケースが多く、専門業者に依頼したほうが仕上がりも耐久性も安心です。
バンパーの飛び石傷を放置するとどうなるか
一見小さな飛び石傷でも、そのまま放置すると思わぬトラブルにつながることがあります。クルマをよい状態に保つためにも、放置によるリスクを知っておくことが大切です。
塗装内部への水分侵入と劣化の進行
飛び石傷を放置すると、傷口から水分や汚れが入りこみ、塗装が浮いたり、劣化が広がったりするリスクがあります。小さな傷でも内部から劣化が進むことがあるため、早めの対処が安心です。
樹脂バンパーの場合はサビにくいが例外もある
樹脂製バンパー自体はサビませんが、傷が深く固定ボルトや車体フレームに達している場合は金属部分がサビる可能性があります。見た目だけでは判断しにくいケースもあるため注意が必要です。
査定額や資産価値への影響
クルマの買取依頼をする場合、状態の良し悪しが査定対象に影響します。飛び石傷を放置すると、下取りや買取査定でマイナス評価につながりかねません。小さな傷でも早めに補修しておくことで資産価値を守りやすくなります。
バンパーの飛び石傷をDIYで補修する方法
バンパーについた飛び石傷は、深さや状態によって自分で補修できるケースがあります。コンパウンドやタッチアップペン、パテなどを使えば、傷を目立たなくすることが可能です。ここでは、それぞれの補修手順や費用の目安を紹介します。
コンパウンドを使った浅い傷の磨き方
浅い飛び石傷は、コンパウンドを使って磨くことで目立ちにくくなります。粒子の粗いものから細かいものへ順に使い、艶が出るまで研磨します。
コンパウンドの補修キットの価格は1,000円〜3,000円程度で、カー用品店やホームセンターなどで手軽に購入できます。
タッチアップペンを使った塗装剥がれの補修手順
塗装が剥がれて下地が見えている場合は、タッチアップペンでの補修が有効です。タッチアップペン本体は500円〜1,500円程度、補修キット一式でも2,000円〜3,000円程度で購入できます。
ステップ1:洗車と脱脂で下地を整える
傷周辺を洗車して汚れを落とし、シリコンオフで脱脂します。
ステップ2:傷の周囲をマスキングする
マスキングテープで周囲を保護し、塗料のはみ出しを防ぎます。
ステップ3:タッチアップペンを塗る
“塗る”というより“置く・点を打つ”イメージで塗装します。乾燥と塗布を数回繰り返し、わずかに盛り上がる程度になるよう仕上げます。
ステップ4:完全乾燥させる
塗料が硬化するまで数日〜1週間ほど乾燥させます。
ステップ5:研磨して平坦に仕上げる
耐水サンドペーパーで盛り上がった部分を削ります。1000番→1500番→2000番と番手を上げてなめらかに整えます。
ステップ6:コンパウンドで磨いて艶を出す
細目→極細→液体コンパウンドの順に磨いて、艶を出します。
パテ埋めが必要な深い傷の補修手順
下地や樹脂素材まで達した深い傷は、パテ埋めが必要になります。DIYでも可能ですが、難易度が高く仕上がりに差が出やすい作業です。
ステップ1:洗車と脱脂で下地を整える
傷周辺を洗車して汚れを落とし、シリコンオフで脱脂します。
ステップ2:傷の周囲をマスキングする
マスキングテープで周囲を保護し、パテや塗料のはみ出しを防ぎます。
ステップ3:パテを塗りこみ乾燥させる
傷部分にパテを塗りこみ、15〜20分ほど乾燥させます。ボディ表面よりわずかに盛り上がる程度に塗りこむのがポイントです。
ステップ4:研磨して平坦に仕上げる
乾燥後、耐水ペーパーで表面を整え、なめらかになったら洗い流して脱脂します。
ステップ5:補修箇所を塗装する
タッチアップペンで、傷口がわずかに盛り上がる程度に塗装します。
ステップ6:塗装跡が目立たないように仕上げる
コンパウンドで塗装面をならしたあと、仕上げスプレーやボカシ剤で境界線を目立たなくします。
DIY補修で失敗しないためのポイント
DIYで補修する際は、晴れて湿度の低い日を選ぶことで塗料の乾きが安定し、仕上がりがよくなります。また、クルマのカラーナンバーに合った塗料を選ぶことが欠かせません。
塗装するときは、一度に厚く塗ろうとせず、薄く重ねていくことでムラを防げます。さらに、乾燥時間を短縮しようと焦ると失敗につながるため、十分な時間を置くことが大切です。
業者に修理依頼した場合の費用目安
飛び石傷の補修はDIYでも対応できますが、見た目の美しさや耐久性を重視するなら業者に依頼する選択肢もあります。
ディーラー、板金塗装業者、カー用品店など、依頼先によって修理費用や補修のクオリティに差が出るので、目的や予算に合った業者を選びましょう。
ディーラーに依頼した場合の費用目安
ディーラーでの修理は純正パーツや純正塗料を使用するため、費用が高めになる傾向があります。修理費用の相場は20,000〜50,000円程度で、色味の再現性や仕上がりの均一さを重視する方に向いています。
板金塗装業者に依頼した場合の費用目安
一般的な相場は10,000〜30,000円程度で、仕上がりのクオリティも高く、細かな色合わせにも対応してくれる業者が多いです。コスパと品質の両方を求める方に適しています。
カー用品店に依頼した場合の費用目安
イエローハットやオートバックスでも、手軽に飛び石傷の補修を依頼できます。小さめの傷であれば10,000円〜20,000円程度で対応してもらえますが、ディーラーや板金塗装業者と比べるとクオリティがやや劣る可能性があります。
バンパー交換が必要になるケースと費用
損傷が広範囲にわたる場合は、修理よりもバンパー交換のほうが安く済むケースがあります。交換費用は一般的に50,000円〜100,000円ほどで、高級車ほど高額になる傾向です。また、パーツの調達に時間がかかるケースも少なくありません。
飛び石傷の修理に車両保険は使えるか
飛び石による傷は、車両保険の補償対象となるケースが多く、修理費を抑えられる可能性があります。しかし、翌年の等級に影響することもあるので、利用は慎重に判断する必要があります。
車両保険の適用条件
飛び石は「飛来中・落下中の他物との衝突」とみなされ、一般型・エコノミー型の車両保険で補償される可能性が高いです。
ただし、契約内容によっては修理代の全額が戻らない場合もあります。補償範囲や支払われる金額の目安は修理前に確認しておきましょう。
保険を使うと翌年の等級が下がり保険料が上がる
車両保険を使って修理すると、翌年度の等級は1等級ダウンします。等級が下がると翌年の保険料が上がるため、注意が必要です。
保険を使うべきかの判断基準
修理費用と翌年以降の保険料増額分を比較し、どちらの負担が少ないかを判断することが大切です。
数万円程度の修理であれば、保険を使わず自己負担で対応したほうが結果的に得になるケースが多いです。状況に応じて冷静に判断しましょう。
迷ったらプロに相談を
飛び石傷は、傷の深さや範囲によって最適な補修方法が大きく変わります。DIYで十分きれいに仕上がるケースもあれば、専門的な技術が必要になるケースもあります。
選択に迷う場合は、無理に自己判断せずプロに相談することをおすすめします。状態を正確に見極めてもらうことで、最適な修理方法や費用の目安もわかり、安心してクルマを任せられます。
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この記事の著者

筧 知也
元々家業がカーディテーリング/板金塗装/自動車販売を営んでおり13歳からカーディテーリングの仕事を手伝っていました。2024年時点でカーディテーリングの仕事をしているのは19年目になります。
当時から車を綺麗にする仕事に憧れ、車が綺麗になることの魅力を感じ、現在では株式会社スマート・カーサービスの代表としてプロテクションフィルムとセラミックコーティング施工会社を経営しております。
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