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車の飛び石傷をタッチアップペンで修理する方法を解説!

本記事では、タッチアップペンで飛び石傷を補修する具体的な手順やコツ、プロによる修理との違いまでを詳しく解説します。
目次
最初に傷の深さで判断しよう
クルマのボディに傷がついたときは、まず「どの層までダメージが及んでいるか」を確認することが大切です。浅い飛び石傷であればタッチアップペンでも十分補修できます。
ただし、深い傷やサビが出ている場合は、早めにプロの業者に依頼しましょう。ここでは、タッチアップで補修できるケースと、プロの業者に依頼すべきケースの目安を解説します。
タッチアップペンで対応できる傷の目安
直径数mmほどの小さな飛び石傷であれば、ダメージはクリア層〜カラー層にとどまっていることが多く、タッチアップで補修できます。下地の白やグレーが見える程度の傷も、同様にタッチアップで対応可能です。
タッチアップペンでは対応が難しい傷
鉄板が露出している深い傷、直径1cm以上の大きな欠け、広範囲にわたる複数の傷、またはすでにサビが発生している場合は、タッチアップペンできれいに補修するのが難しくなります。
深い傷をタッチアップで埋めようとすると厚塗りになりやすいため、プロに板金塗装を依頼することをおすすめします。
タッチアップペンの選び方
使用するタッチアップペンによって、補修の仕上がりも変わってきます。ボディカラーに合ったカラーナンバーを確認することはもちろん、筆塗りタイプやペンタイプなど、用途に合わせたアイテムを選ぶことが大切です。
カラーナンバーの確認方法
クルマのボディカラーには、固有のカラーナンバーがあります。カラーナンバーが合っていないタッチアップペンを使用すると、そこだけ色が浮いて見えてしまうことがあるので注意が必要です。
カラーナンバーは、型式表示プレート(エンジンルーム内や運転席ドア付近のステッカーなど)で確認できます。メーカー・車種・年式によって記載場所が異なるため、取扱説明書もあわせて確認すると確実です。
タッチアップペンの種類と特徴
タッチアップペンは主に、マニキュアのように塗れる筆塗りタイプと、サインペンのように使えるペンタイプの2種類に分けられます。
細い線傷には、ピンポイントでタッチアップしやすいペンタイプが向いています。飛び石傷のようにやや広い範囲をカバーしたい場合は、筆塗りタイプが適しています。
メーカー純正品と市販品の違い
タッチアップペンには、カーディーラーが取り扱う純正品と、カーショップやホームセンターなどで購入できる市販品があります。
純正品は専用色のため、色浮きや色ムラが出にくい一方で、市販品に比べて価格が高くなりがちです。市販品でもカラーナンバーに合わせて選べば、補修には十分実用的です。
タッチアップペン補修に必要な道具一覧
タッチアップをスムーズに進めるためには、以下のアイテムを揃えておくと安心です。それぞれの用途を簡単に紹介します。
・タッチアップペン(カラーナンバー一致品)
ボディカラーと同じ色で補修するための必須アイテムです。ペンのカラーとボディカラーが一致していないと仕上がりが不自然になります。
・シリコンオフシート(脱脂剤)
補修前の洗浄で残った油分や汚れをしっかり落とし、塗料を密着させるために使用します。
・マスキングテープ
周囲への塗料のはみ出しを防ぎ、補修箇所を区切るために使います。
・耐水サンドペーパー(1000番〜2000番程度)
補修面の段差をならしたり、仕上げ前の表面を整えたりする際に使用します。
・コンパウンド
最終仕上げに使い、塗装面のツヤ出しや細かなキズ消しに役立ちます。
タッチアップペンで飛び石傷を補修する手順
タッチアップ補修をきれいに仕上げるには、基本の手順を押さえておくことが大切です。以下の流れに沿って作業してください。
ステップ1:洗車と脱脂で下地を整える
傷の周辺を洗車して汚れを落とします。その後、シリコンオフシートで脱脂し、油分やワックスをしっかり除去します。これにより塗料が定着しやすくなります。
ステップ2:傷の周囲をマスキングする
傷の周囲にマスキングテープを貼り、塗料のはみ出しを防ぎます。後の研磨工程でも周囲の塗装を守る役割があるため、広めに貼っておくとよいでしょう。
ステップ3:タッチアップペンを塗る
タッチアップペンをよく振って塗料を撹拌してから使用します。筆先に少量の塗料をつけ、傷の凹みに“塗る”のではなく“置く・点を打つ”イメージで乗せていきます。
一度に厚塗りせず、丁寧に塗り重ねていくことが重要です。塗布と乾燥を数回繰り返し、ボディ表面よりわずかに盛り上がる程度に仕上げます。
ステップ4:完全乾燥させる
塗料が完全に硬化するまで、数日〜1週間程度乾燥させます。乾燥が不十分だと研磨中に塗料が剥がれやすくなるため、しっかり乾燥させましょう。
ステップ5:研磨して平坦に仕上げる
耐水サンドペーパーを使い、盛り上がった塗料を周囲の塗装面と同じ高さまで研磨します。1000番、1500番、2000番と番手を上げていくと、よりなめらかになります。
周囲の塗装面を傷つけないよう、マスキングテープの内側だけを磨くように注意してください。
ステップ6:コンパウンドで磨いて艶を出す
研磨跡を消すために、コンパウンド細目、コンパウンド極細、液体コンパウンドの順に磨きます。光沢が戻った後に、ワックスやコーティング剤を施すとよりきれいになります。
タッチアップペン補修を上手に仕上げるコツ
タッチアップペンでの補修は、基本の手順に加えていくつかのコツを押さえることで、より自然な見た目に近づきます。ここでは、タッチアップペンで補修する際に意識したいポイントを分かりやすく紹介します。
塗料は「塗る」ではなく「置く」
筆でなぞるように塗ると塗料が広がり、仕上がりが汚く見えてしまいがちです。筆先に少量の塗料を取り、傷の凹みに“点で置く”ように乗せるのがコツです。
細い線傷や小さな傷であれば、爪楊枝の先端に塗料をつけて細かく置いていく方法も有効です。
薄塗りと乾燥の繰り返しが仕上がりを左右する
一度に厚く盛ると、乾燥後にヒケ(凹み)が出やすくなります。薄く3〜5回に分けて重ねることで均一に定着しやすくなります。とくに赤色や黄色などのカラーは、隠ぺい力が低く下地が透けやすいため、丁寧に塗り重ねましょう。
研磨は焦らず番手を段階的に上げる
いきなり細かい番手で磨いても、タッチアップで盛り上がった部分は削れません。まずは粗めの番手で形を整えていき、徐々に細かい番手へ移行することで、なめらかで艶のある仕上がりに近づきます。
アルコールを使った簡易仕上げ法
サンドペーパーを使うのが不安な人は、アルコールを使った方法もおすすめです。塗装が半乾きの状態でアルコールを含ませた布を使い、余分な塗料だけを拭き取ることで、傷の凹み部分にだけ塗料を残せます。
サンドペーパーで研磨するよりもやり直しやすいため、初心者でも扱いやすい手法です。
タッチアップペン補修とプロ修理の費用比較
飛び石傷を補修する際、タッチアップペンを使って自分で直すか、プロに依頼するかで費用は大きく変わります。
ここでは、タッチアップペン補修にかかる費用と、板金業者・ディーラー・カー用品店での修理費用を比較し、それぞれの選び方のポイントを解説します。
タッチアップペン補修にかかる費用
タッチアップペンは、カーショップやホームセンターのカー用品コーナーなどで手軽に購入できます。本体価格は500〜1,500円程度、補修キット一式でも2,000〜3,000円程度なので、必要な道具を揃えても数千円で済みます。
プロの修理費用の相場
板金業者での修理は、小さな飛び石傷で10,000〜30,000円程度が目安です。ディーラーの場合は25,000〜50,000円程度、カー用品店では15,000〜30,000円程度が一般的です。
傷の大きさや範囲、ボディカラーによって費用は変動するので、依頼する際は事前に見積もりを取り、内容をよく相談してから判断しましょう。
費用だけでなく仕上がりと手間を総合判断する
小さな飛び石傷が1〜2箇所であれば、タッチアップペン補修はコスパが高い方法です。補修キットも手に入りやすいので、手軽にDIYできるのも魅力です。
一方、複数の傷がボンネット全体に広がっている場合や、鉄板が露出しているような場合は、プロにまとめて依頼したほうが仕上がりも費用対効果もよくなるケースがあります。
タッチアップペンはあくまで「目立たなくする」補修
タッチアップペンは、飛び石傷や小さな欠けを手軽に補修できる便利なアイテムですが、あくまで“傷を目立たなくする”ための補修方法です。色味のわずかな違いや塗装面の質感までは再現できないため、仕上がりには限界があります。
とくに初めて作業する場合や、傷の範囲が広い場合は判断が難しいこともあります。迷ったときや見た目にこだわりたい場合は、プロに相談して最適な方法を提案してもらうのがおすすめです。
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この記事の著者

筧 知也
元々家業がカーディテーリング/板金塗装/自動車販売を営んでおり13歳からカーディテーリングの仕事を手伝っていました。2024年時点でカーディテーリングの仕事をしているのは19年目になります。
当時から車を綺麗にする仕事に憧れ、車が綺麗になることの魅力を感じ、現在では株式会社スマート・カーサービスの代表としてプロテクションフィルムとセラミックコーティング施工会社を経営しております。
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