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プロテクションフィルムの剥離にかかる料金はいくら?相場や業者依頼の見極めポイントを解説
優れた耐久性を備えるプロテクションフィルムですが、いずれ剥がす必要が出てきます。DIYで剥がすことも可能ですが、フィルムの劣化が進んでいると糊残りや傷が残る可能性があります。場合によっては、施工業者に依頼する方が安心で確実です。本記事では、プロテクションフィルムをDIYで剥がす際のポイントやリスク、業者に依頼した際の料金相場などを解説します。
目次
プロテクションフィルム剥がしの料金相場
多くの施工店がプロテクションフィルム剥がしに対応しています。ただし、部分施工かフルボディ施工かによって、費用が異なるケースがほとんどです。ここでは、部分剥がしとフルボディ剥がし、それぞれの料金目安を解説します。
部分施工の料金相場
特定のパーツに施されたプロテクションフィルムを剥がす場合の費用は、2万〜5万円が一般的です。パーツの脱着作業が必要になると工程が増えるため、料金が高くなる傾向にあります。
また、施工店によってはフロントガラス3万円、ボンネット5万円など、パーツごとに明確な料金設定をしているケースもあります。部分的な剥がし作業は個別見積もりとなることも多いため、事前に施工店で確認してもらうと安心です。
フルボディの料金相場
フルボディ施工されたプロテクションフィルムを剥がす場合、施工範囲が広いため、それだけ料金も高くなります。
一般的に、フィルム施工時の10〜20%の料金が設定されるケースがよく見られます。
プロテクションフィルムの剥がし作業の流れ
プロテクションフィルムの剥がし作業は、大きく3つの工程に分けられます。フィルムの状態や劣化具合によって工程が増えることもあるため、正しい手順を踏みながら慎重に作業を進めることが重要です。
フィルムを剥がす
フィルムは以下の手順で剥がすとスムーズです。
- 巻き込み部分(フィルムの余白部分)を先に剥がす
- フィルム全体をスチーマーで温め、柔らかくする
- フィルムを温めながらゆっくり剥がす(温めすぎるとフィルムが溶けることもあるので注意)
糊残りを除去する
劣化したフィルムを剥がすと、塗装面に接着剤が残っていることがあります。これを「糊残り」といいます。
糊残りがあった場合は、マイクロファイバークロスにシリコンオフ(脱脂材)を少量含ませ、塗装を傷めないよう優しく拭き取るとよいでしょう。
ポリッシャーで塗装面を研磨する
プロテクションフィルムを剥がした際、塗装面に細かな傷がついていることがあります。目立つようであれば、ポリッシャーで塗装面を研磨することをおすすめします。
剥がし作業にかかる時間の目安
プロテクションフィルムの剥がし作業にかかる時間は、施工範囲やフィルムの劣化具合、塗装面の状態によって大きく変わります。
部分剥がしであれば比較的短時間で済むことが多い一方、フルボディで施工されている場合は、長時間に及ぶことがあります。
部分施工の場合の作業時間
クルマのサイズや施工箇所によって異なりますが、部分的な剥がし作業は数時間〜1日程度で完了することが一般的です。
フィルムが劣化して硬化している場合は剥がしにくくなるため、作業時間が延びることがあります。
フルボディ施工の場合の作業時間
クルマ全体に施工されたフィルムを剥がす場合、糊残りの除去や研磨作業も含めると数日〜1週間ほどかかることがあります。
特に不慣れな人だと作業が長引いてしまいがちです。
自分でフィルムを剥がす際のリスク
プロテクションフィルムは簡単に剥がせそうに見えますが、実際には経験や慣れが求められます。特に格安フィルムや劣化したフィルムを剥がす際は、リスクを理解したうえで慎重に作業することが重要です。
塗装が剥がれるおそれがある
フィルムを無理に剥がすと、クリア層や塗装そのものが剥がれてしまうおそれがあります。
特にボディの下回りやエッジ部分はフィルムが強く密着しており、剥がしにくいため注意しましょう。塗装が剥がれやすい車種だと、リスクがさらに高まります。
糊が残りやすい
作業に慣れていないと、フィルムがうまく剥がせず、糊残りが発生しやすくなります。
また、低品質の格安フィルムや劣化が進んだフィルムは、剥がした際に糊が残りやすい傾向にあります。糊が残りやすいフィルムメーカーもあるので注意しましょう。
中には市販のシール剥がしでは対処できないほど強力な接着剤が使われている場合もあります。糊残りがひどいと除去作業に時間がかかるだけではなく、塗装面に細かな傷が残るリスクも高まります。
業者に依頼すべきフィルムの状態
プロテクションフィルムは、状態によって「自分で剥がせるケース」と「業者に任せた方が安全なケース」があります。劣化の具合や耐用年数によって難易度が変わるため、事前に見極めることが大切です。ここでは、業者への依頼を検討すべき主なポイントをご紹介します。
施工から3年以上経過している
フィルムの耐用年数を超えると、塗装面に固着しやすくなります。逆に、劣化によってフィルムと接着剤が分離してしまうケースも見られます。
こうした状態になると糊がべったりと残っており、DIYでの剥がし作業は非常に困難になります。無理に作業すると塗装面に傷を残すおそれもあるため、業者に任せるのが安心です。
表面にヒビ割れや黄ばみがある
フィルムが劣化すると、表面にヒビ割れや黄ばみが発生します。美観を損なうだけでなく、保護機能も十分に発揮できない状態です。このようなフィルムは剥がす際に細かく割れてしまうことが多く、作業の難易度が一気に上がります。
施工実績をチェックして、信頼できる業者を選ぼう
価格の安さだけで施工業者を選ぶと、仕上がりが粗かったり、傷が残ったりするリスクが高まります。業者を選ぶ際は、公式サイトに掲載されている加工実績やSNSでの口コミをしっかり確認することが大切です。フィルムを美しく貼る技術はもちろん、塗装を傷めず丁寧に剥がす技術も、業者を見極める重要なポイントになります。
プロテクションフィルムの施工ならスマート・カーサービス
プロテクションフィルムは使用年数とともに徐々に劣化していきます。DIYで剥がすことも可能ですが、状態の見極めを誤ると糊残りや傷の原因になることがあります。作業に不安を感じる方は、ぜひ施工技術に定評のあるスマート・カーサービスへご相談ください。弊社でフィルムを貼り付けたクルマであれば、施工料金の8%で剥離作業を承っております。
この記事の著者
筧 知也
元々家業がカーディテーリング/板金塗装/自動車販売を営んでおり13歳からカーディテーリングの仕事を手伝っていました。2024年時点でカーディテーリングの仕事をしているのは19年目になります。
当時から車を綺麗にする仕事に憧れ、車が綺麗になることの魅力を感じ、現在では株式会社スマート・カーサービスの代表としてプロテクションフィルムとセラミックコーティング施工会社を経営しております。
経験とノウハウを最大限に活用し、今後も沢山のお客様に車が綺麗になる喜びを届けて行きます。
