Case study 施工事例
車種
- ポルシェ
施工種別
- セラミックコーティング
ポルシェ専門マガジン「911DAYS」編集長様のマシンに「CERAMIC PRO」施工。ディテイリングの魔法をご覧あれ。
先日、クルマでドライブをしていたら高速道路の入り口手前の電光掲示板に「冬タイヤ着装 早めの交換を」とメッセージが。
まだスタッドレスタイヤを買ってないどころか、スタッドレスタイヤ用のホイールのリペアもしてません。
だめだ、急がねば。広報 獅子丸です。
今回は、【ポルシェ 911 GT3 [991.1]】にセラミックコーティング「CERAMI PRO ION(セラミックプロ イオン)」2層施工を実施させていただきました。
なんと、911ユーザーのお客様なら一度は目にしたことのあるであろうマガジン「911DAYS (ナインイレブンデイズ)」の編集長である日比野様よりご依頼です。
※ナンバープレート、およびお名前掲載の許可をいただいております。
走るために生まれた名車、「真っ赤なポルシェ」に、スマートカーサービスの職人の手によるディテイリングの魔法をかけました。
ぜひご覧ください。
なんと、春日井ナンバー。
編集部のある愛知県から、自走にてご入庫いただきました。
以前はブラックのモデルにお乗りだった、日比野編集長。
ガーズレッドの、今回ご依頼のマシンにチェンジしたものの、なんだか見た目がネムい・・・、どうしたものか。
と思った矢先に、つながりのあった弊社のスタッフ宛にご依頼をいただき、ご入庫の運びとなりました。
編集長のおっしゃるように、なんとなく全体がぼやけており、赤がくすんで朱色のようになってしまっています。
そして、フロントバンパーに刻まれた「数々の勲章」。
こちらはあえて全ては消さず、「キレイ」かつ「本気の証」のちょうど良い具合で、ディテイリングの魔法をかけます。
全体的に朱色になってしまっていたので、違和感の残らないようにエンブレムは全て取り外してボディを研磨します。
こちらは、プロテクションフィルム施工作業と同様に位置出しのジグを作成した上で剥離。
作業完了後に、Wrap Masters社製の、各車種に合わせてレーザーカットされた両面テープに貼り替えて、同じ位置に再度貼り付けを行います。
先に、魔法をかけた後の姿をチラ見せしちゃいます。
文字間の堆積汚れもスッキリ、ボディも真っ赤に。
どうしたらここまでキレイになるか?それはこの先へ続きます・・・。
ディテイリングの魔法をかける、はじめの一歩は洗車から。
プロテクションフィルム施工と同様に、フィルターを通した純水を使用し徹底的に洗車を行います。
そして表面の汚れはもちろんのこと、細部の汚れも隅々まで掻き出します。
その際に活躍するのが、ディテイリングブラシと呼ばれるこちらのアイテム。
パネルの合わせ目など、汚れが蓄積しやすい箇所は通常の洗車だけでは汚れを取り切ることができないので、このようなアイテムがかなり重要になってきます。
洗車が終了し本格的な研磨に突入する前に、タッチアップを実施。
通常、タッチアップペンには筆が付属していますが、筆で塗ると塗料が多く出過ぎてしまうことが多々あります。
ゆえに、無傷の部分にまで塗料を垂らしてしまったりすることも。
なので、ノウハウの一つとして、身近にある「綿棒」や「爪楊枝」を使用して塗装を行います。
こちらは、DIYにおいても有効な手段ですので、万が一の際には思い出していただけると嬉しいです。
塗り終わったら乾燥させて、周辺のパネルと高さを合わせるためにサンドペーパーにより塗膜を均します。
タッチアップペイントが完全乾燥するまでの間に、ボディ後方部の研磨を実施します。
部位に合わせて何種類もの組み合わせの中から最適なポリッシャーとコンパウンド、そしてバフを選定しています。
技術と経験がモノを言う世界。
特に911のような、複雑な曲面で構成されたボディではディテイラーの腕が試されます。
もちろん、スマートカーサービスの精鋭ディテイラーたちの手にかかれば、911のボディでも問題なくツヤツヤに。
元色がグロス仕上げであれば、ツヤツヤにできないクルマはない、というのも大袈裟な話ではありません。
タッチアップペイントも完全乾燥し、フロント周りの研磨も実施。
未塗装樹脂部位へコンパウンドが付着すると時間を要する上、誤って研磨してしまうとその部位のみシボ目が浅くなり風合いが変わってしまうため、マスキングを実施した上で研磨を行います。
全体の研磨が終了すると、いよいよ真打ち登場。
疎水性超強力コーティングの代名詞、CERAMIC PRO (セラミックプロ)
CERAMIC PRO ION(セラミックプロ イオン) のベースコートを、専用のアプリケーターを使用し車体に塗布していきます。
ムラなく素早く、塗ったら拭き取り。素早さと技術が問われます。
全部塗って拭きあげてしまうと、硬化不良やムラの原因に。
1パネルごとに丁寧に実施していきます。
一定時間を置いて乾燥したら、同じ作業を繰り返します。
今回は2層でご依頼をいただいておりましたので、2回。
レイヤー(層)が増えるごとに、繰り返す回数も増していきます。
ここで、CERAMIC PRO イオン (セラミックプロ イオン) についてご紹介。
スマートカーサービスでは2層から始まり、5層までラインナップ。
そこに、トップコートが1層付与されますので、計3層〜6層ということになります。
従来モデルの商品であった「CERAMIC PRO 9H」では4層から10層(+各1層)
のラインナップであったため、数値上ではレイヤーが半減しています。
しかし、ベースコートのレイヤー自体の厚みが増しており、さらにベースコートを構成するイオン分子そのものも CERAMIC PRO 9H と比較して大きくなっており、また高密度な設計となっているためコーティングそのものの強度も非常に高くなっており、それゆえにレイヤーは半分で問題ない、むしろ半分のレイヤーでも従来と比較して性能が増しています。
また、ベースコートは塗膜と強固に密着しますので、効果は半永久的に持続します。
トップコートについては、1年に一度を目安にメンテナンスをオススメしています。
ベースコートの施工に問題がないかを複数の目でしっかりと確認した上で、トップコートを塗布します。
先述のように、ベースコートは塗装と強固に密着し、薬品に対する耐性も非常に高いのがセラミックコーティングの特徴です。
しかし、それゆえにムラ等の施工不良が生じた場合、ケミカルで拭って落とせるものではなく再度の研磨を要してしまいます。
もちろん、そのような施工不良が生じることのないよう、施工場はディテイラーの意見をフルで反映させた、「Sonderwunsch=スペシャルリクエスト」仕様。
時として明るすぎる照明は施工の妨げになってしまうこともあり、敢えて超高輝度白色LEDを消灯、白熱球スポットで照明を当てて状況を確認したりするなど、さまざまな状況に対応できるような設備が整えられています。
黒塗りの壁もその一つ。
今回の「911DAYS (ナインイレブンデイズ)」編集長 日比野様のマシンのように、鮮やかなカラーのおクルマにコーティングを実施した際に全面白基調だと、反射によりムラが見えづらくなってしまうという理由があり黒基調となっています。
そして、1週間という時間をかけ、「Detailing Magic」が施された「911DAYS(ナインイレブンデイズ)」編集長、日比野様の愛車がコチラ!!
ネムい雰囲気で、全体的に朱色になっていたボディが、鮮やかでパキッとしたガーズレッドを取り戻しました。
引っ掻き傷のつきやすい、グリップ式のドアハンドルの周囲も、ポリッシャーのみならずハンドポリッシュも実施して傷消し。
しっかりとコーティングも塗布しておりますので、傷がつきにくくなっています。
再び走り出す・・・「真っ赤なポルシェ」。
※今回、「911DAYS (ナインイレブンデイズ)」編集長 日比野様のおクルマではお預かり期間が1週間でしたが、車両状態や車格によりお預かり期間に変動が生じます。
詳しくはぜひ一度、LINE、メール、お電話にてお問い合わせの上、ご来店ください。
写真で見ると、傷ひとつ無いように見えますが・・・。
冒頭にお話ししたように、「本気の証」として敢えて飛び石傷は少し残しています。
もちろん、すべての傷をタッチアップしてディテイリングを施すことも可能ですので、「キレイ」を重視するもよし、今回の、「911Days(ナインイレブンデイズ)」 編集長 日比野様のように、「敢えて」ももちろんOK。柔軟に対応が可能です。
リアの「P」「O」「R」「S」「C」「H」「E」、そして「G」「T」「3」の各エンブレムは、コーティング塗布後に元の位置へセット。
各エンブレムはスタイリッシュなフォントが特徴ですが、汚れが溜まりやすいのがネック。
今回のように剥離して磨き、コーティングを施すことでエンブレムの隙間に溜まった汚れもバッチリとリセットOK。
コーティングを施工しているので、汚れも溜まりにくくなっています。
そしてついに、納車の刻。
弊社随一のPORSCHE LOVERであるディテイラーの安達(アダチ)が、日比野様へ向けてご説明を実施。
入庫時洗車から、ご納車まで真摯に対応。
明るく快活な性格で、仕上がりに一切の妥協を許さない職人気質。
安達と日比野様のツーショット。
(上記写真はイメージです。安達が実物と写真で異なっても、クレームは受け付けません(笑)by安達)
スマートカーサービスでは、女性スタッフも大活躍。
大変お喜びいただけました。
ご満足いただけて、スタッフ一同非常に嬉しく思います。
安全にご出庫いただけますよう、ご案内させていただきます。
3.8リッター、自然吸気フラットシックスの、まるで楽器のような非常に素晴らしいサウンドを奏でながら、この後愛知へお帰りになられました。
近いうちに、スマートカーサービスのディテイリングの魔法にかかった日比野様のポルシェ 911 GT3が 911DAYS (ナインイレブンデイズ) の誌面に登場するかもしれません。
「911DAYS (ナインイレブンデイズ)」とは?
季刊で発行される、「ポルシェ専門」の、特にその名の通り「911」に特化されたマガジンです。
現行モデルである992のみならず、991はもちろん水冷初期モデルの996や空冷の901、930、964、993まで911に関するレストア、チューニング、試乗記など非常に有益で興味深い情報が盛りだくさん。
現役911ユーザーの皆様はもちろん、911をこれからご購入される方、さらには持ってはいないけど911が好き、という方には必読のアイテムであると言っても間違いではないでしょう。
この度は遠方よりお越しいただき、また大切な愛車をスマートカーサービスにお任せいただきまして、誠にありがとうございました。
スマートカーサービスのセラミックコーティングについて
弊社では、「Ceramic PRO(セラミックプロ)」の他に、傷の自己修復機能や、マット塗装「専用」など画期的な機能を有する「FEYNLAB(ファインラボ)」を取り扱っております。
また、ブレーキキャリパーやホイール、マフラーなど高熱部位に対応可能で、1890℃もの非常に高い耐熱温度を誇る「Ceramic PRO WHEEL&CALIPER(セラミックプロ ホイール アンド キャリパー)」をご用意しています。
さらに、インテリアの皮革部分に施工が可能な「Ceramic PRO LEATHER(セラミックプロ レザー)」、アルカンターラやウルトラスエードと呼ばれるベロア調の素材や、コンバーチブル車のソフトトップに使用可能な「Ceramic PRO TEXTILE(セラミックプロ テキスタイル)」など多岐にわたるコーティングメニューをご用意しています。
プロテクションフィルムとセラミックコーティングの合わせ技や、クルマ一台丸ごと「Ceramic PRO(セラミックプロ)」フル施工など、お客様のご要望に応じてさまざまなパターンでの対応が可能です。
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