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マットプロテクションフィルムとは?施工前に知っておきたい施工業者選びやメンテナンス方法を解説

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愛車を傷や汚れから守る「マットプロテクションフィルム」は、多くのオーナーから支持を得ています。ただし、導入する際は情報収集と慎重な判断が欠かせません。この記事では、施工業者の選び方やメンテナンス方法など、施工前に押さえておきたいポイントをご紹介します。

近年、愛車にこだわりを持つオーナーの間で着実に浸透しているのが「マットプロテクションフィルム」です。愛車を傷や汚れから守るだけでなく、艶を抑えた落ち着いた質感が多くのオーナーから高い支持を得ています。

ただし、施工費用が高額になることから、導入を検討する際は十分な情報収集と慎重な判断が欠かせません。この記事では、施工業者の選び方やメンテナンス方法など、施工前に必ず押さえておきたいポイントをわかりやすくご紹介します。

目次

マットプロテクションフィルムとは

愛車を飛び石や汚れといった日常のダメージから守るプロテクションフィルムは定番のカーケアとなりつつあります。その中でも、近年とくに注目を集めているのが、マットプロテクションフィルムです。その名の通り、艶を抑えたマット仕様の質感を再現したフィルムのことです。通常のグロス仕上げ(艶あり)のフィルムとは異なり、よりスタイリッシュで落ち着いた雰囲気を演出します。また、マット塗装のお車の保護にもおすすめです。

マットプロテクションフィルムを選ぶメリット

マットプロテクションフィルムは、単なる保護フィルムにとどまらず、愛車の美観を高め、資産価値を維持しながら個性を演出できる施工です。ここでは、4つのメリットをわかりやすくご紹介します。

マット塗装車の美観を長時間維持できる

マット塗装は、従来のグロス(艶あり)塗装とは異なる独特の魅力を持っています。主に、サテン(半艶)とスーパーマット(完全艶消し)の2種類の仕上げに分けられますが、スマート・カーサービスはどちらも塗装の質感を変えることなく、マットプロテクションフィルムの施工が可能です。マット塗装車ならではの存在感を長期間にわたり維持できます。

グロス塗装車でも独特なマット質感を実現

マットプロテクションフィルムを施工すれば、グロス塗装のお車でもマット塗装の質感を出すことができます。通常、再塗装したり、カーラッピング(塩ビフィルム)加工したりするケースがよく見られますが、それらには大きなデメリットが伴います。例えば、再塗装を一度行うと気軽に元の状態に戻すことが困難です。カーラッピング施工も比較的安価ではありますが、どうしてもチープな仕上がりになってしまい、お車の魅力が損なわれかねません。

一方、マットプロテクションフィルムは厚みのあるポリウレタン素材を使用しており、マット塗装のような上質感を忠実に再現できます。光を柔らかく受け止める深みのある仕上がりは、高級輸入車に採用される純正マット塗装に匹敵します。

新車時の塗装を長期間維持し、資産価値を守る

車のリセールにおいて、最も重要なのは「新車時の塗装状態」ができる限り維持されていることです。しかし、工場のライン製造時に施された塗装は、徹底した管理体制により仕上げられており、一度でも再塗装してしまうとその品質は再現できません。たとえ、高い精度で修復していたとしても、買取査定業者の専門的な検査で見抜かれてしまい、査定額が下がる原因となります。

しかし、マットプロテクションフィルムを施すことで、新車時の塗装を長期間維持できます。万が一表面に傷がついても、フィルムの下の塗装自体に大きな影響はありません。

傷がついても気軽にリカバリーできる

マットプロテクションフィルムは、一部分だけ貼り替えることができるので経済的です。フィルムを加工していない車の場合は、周辺パーツの色合わせもあり、傷がついた部分だけの再塗装は困難です。広範囲の塗装が必要になる分、コストが嵩み、修復した痕跡も残ってしまいます。

マットプロテクションフィルムを選ぶデメリット

どんなに優れたカーケア商品にも、必ず注意すべきポイントやデメリットは存在します。もちろん、マットプロテクションフィルムも例外ではありません。ここでは、施工前に知っておきたいデメリットについて解説します。

定期的なメンテナンスが必須

マットプロテクションフィルムは、塗装を保護しつつ美しい質感を演出しますが「メンテナンス不要」というわけではありません。表面に付着した汚れや水シミをそのまま放置していると、フィルムの性能低下や見た目の劣化につながります。

軽い汚れであれば水洗いで十分ですが、基本的には手洗い洗車をおすすめします。刺激の少ない中性カーシャンプーを使用すると、それだけフィルムへの負担が軽減されます。

スマート・カーサービスではマットプロテクションフィルムの施工はもちろん、定期的なメンテナンスにも対応しております。
https://protection-film.com/blog/protection-film-maintenance-guide/

グロス仕様のフィルムに比べて高額になりがち

グロス使用のフィルムと比較してコストがかかることもデメリットの1つです。一般的なカーコーティングやカーラッピングに比べると、マットプロテクションフィルムは材料費・施工技術費ともに高額になりがちです。例えば、フロント周辺の施工だけでも数十万円かかることも珍しくありません。フルセットとなると、費用が200万円を超えることも珍しくありません。

高圧洗浄でフィルムが浮いてしまう可能性がある

マットプロテクションフィルムは定期的なメンテナンスが欠かせませんが、より長持ちさせるためには洗車方法にも注意が必要です。とくに洗車でよく利用する自動洗車機は、固いブラシや高水圧による摩擦でフィルム表面を傷める可能性があります。

場合によってはフィルムの断面から空気や水が入り込んで、浮き上がってしまうこともあります。家庭用の高圧洗浄機やエアダスターの使用にも注意が必要です。フィルムから30cm以上離して使用してください。

直射日光や気温変化の影響を受けやすい

フィルムという特性上、直射日光や気温の変化によってダメージを受ける場合があります。とくに真夏の炎天下では、フィルム表面の膨張や柔軟性の変化が起こりやすく、黄ばみの原因となります。また、冬場の積雪や潮風による塩害なども劣化の原因となりやすいため、屋内駐車するのが望ましいです。

張り替えた際、塗装にダメージが及ぶ可能性がある

マットプロテクションフィルムを施工する際は、剥がす時のリスクも考慮しなければなりません。格安フィルムを使用した場合だと、塗装面の凸凹に糊が深く入り込んでしまうことがあります。そうなると、溶剤でも除去することは難しく、再塗装になる可能性が高くなります。

しかし、スマート・カーサービスで採用している「XPEL(エクスペル)」社製の高品質フィルムであれば、そのリスクは大幅に軽減されます。剥がした際の糊残りがほとんどない設計のため、塗装に余計なダメージを与えません。

マットプロテクションフィルムの施工は専門店への依頼がおすすめ

マットプロテクションフィルムは、独特の質感と保護性能を備えていますが、施工には高度な知識と技術が必要です。単にフィルムを「貼る」だけの作業に見えるかもしれませんが、DIYで貼り付けるのは厳禁です。実際には細かな温度管理、繊細なフィルム貼り付け、気泡の排出、エッジ処理など、職人技ともいえる工程が求められます。

さらに、フィルム選びも重要なポイントです。市場にはさまざまなブランドのフィルムが存在しますが、価格の安さだけで選んでしまうと、すぐに劣化してしまうなど施工後にトラブルが発生する可能性があります。とくにマット塗装は補修が難しいため、信頼できるブランドと専門知識を持った施工業者に依頼することが大切です。

マットプロテクションフィルムの施工業者の選び方

マットプロテクションフィルムは、施工の技術や使用するフィルムの品質によって仕上がりが大きく変わる繊細な作業です。そのため、施工業者選びはとても重要なポイントとなります。ここでは、信頼できる施工店を選ぶための基準をご紹介します。

使用するフィルムや施工方法を公開している

信頼できる施工業者は、どのメーカーのフィルムを使用しているか、またどのような施工方法を採用しているかを公開しています。例えば、世界的に評価の高いメーカーの製品を扱う施工業者は品質面で安心できます。

逆に、フィルムの種類を明かさない業者は注意が必要です。「どんなフィルムをどう施工するのか」が説明されているかどうかは、施工業者を選ぶ大きな判断基準になります。

施工実績が豊富で、細部の仕上がりまで確認できる

マットプロテクションフィルムは、施工技術によって仕上がりに差が出やすい作業です。曲面処理やエッジの仕上げなどは、経験のある職人でなければ美しく仕上げることができません。施工事例を公式サイトやSNSで公開している業者であれば、実際の仕上がりを確認できます。その際は、細部まで自然に仕上がっているかをチェックしましょう。

口コミが多く、高評価を獲得している

施工業者を選ぶ際には、実際にサービスを利用したオーナー様の声が参考になります。GoogleレビューやSNSなどで高評価を得ている業者は、施工の品質だけでなく接客対応やアフターケアにおいても信頼できる可能性が高いです。

また、施工業者の公式サイトに掲載されているユーザーレビューも、施工後の満足度や実際の仕上がりを知るうえでとても参考になります。

手厚いアフターサービスがある

マットプロテクションフィルムは、施工して終わりではありません。施工後のメンテナンスや、万が一の時の貼り替え対応も施工業者選びに欠かせない要素と言えます。施工後にフィルムの浮きや小さなトラブルが発生した場合でも、アフターサービスがしっかりしている業者であれば迅速に対応してもらえます。

スマート・カーサービスであれば、年に1度のプロテクションフィルムメンテナンスをご案内するほか、日々のご質問などにも対応しております。

マットプロテクションフィルムの施工業者の費用相場

マットプロテクションフィルムの施工費は、車種や使用するフィルムの種類、施工する範囲によって大きく異なります。性能の高いフィルムは耐久性に優れる分、どうしても費用は高めです。また、施工面積が広くなればなるほど技術と手間がかかるため、コストも自然と上がります。

例えば、ボディ全体に施工する場合と、一部のパーツだけに施工する場合では、数十万円単位で費用が変わることも珍しくありません。施工費について認識の相違が生まれないよう、必ず施工業者と密に連絡を取り、見積もりを確認したうえで依頼しましょう。

代表的なマットプロテクションフィルム・メーカー

「マットプロテクションフィルム」とひと口に言っても、メーカーごとに性能や質感には違いがあります。世界的なシェアを誇るメーカーから、自動車メーカーの純正採用を得ているメーカーまで、その実力はさまざまです。ここではオーナー様から信頼を集めている代表的なメーカーをご紹介します。

XPEL社:STEALTH(ステルス)

世界トップシェアを誇るXPEL社は、マットプロテクションフィルムの代名詞ともいえる存在です。その代表格がマット仕様の「STEALTH(ステルス)」です。微細な擦り傷程度であれば、日光やエンジン熱により自己修復し、施工後も長期間美しい外観を維持します。仕上がりは極めて自然で、貼り付けていることを感じさせないほどの透明感が特徴です。さらに世界最大規模のカットデータベースを持ち、欧州車から日本車まで幅広い車種に対応できます。

3M社:スコッチガードペイントプロテクションフィルム

グローバルに展開している3M社も、プロテクションフィルム市場では欠かせない存在です。定評ある 「スコッチガード」シリーズは自己修復性能を備え、日常的な小さな傷からしっかりボディを守ります。日常の洗車やメンテナンスがスムーズに行える点も魅力です。

Profilm社:ペイントプロテクションフィルム

Profilm社 は、世界的な自動車メーカーから純正採用されている数少ないメーカーのひとつです。フィルムは柔軟性と粘着性のバランスがよく、複雑な曲面やエッジ部分にも違和感なくフィットします。その高い性能から、トヨタのアルファードの純正オプションにも採用されています。

BRAINTEC社:ブレインテックペイントプロテクション

BRAINTEC社 は、自動車メーカー向けにOEM供給も行うフィルムメーカーです。展開している「ブレインテック ペイントプロテクション」は、マット仕様もラインナップに含まれています。こちらも自己修復機能を備えています。

マットプロテクションフィルムのメンテナンス方法

マットプロテクションフィルムを美しく保つには、日々のケアが欠かせません。重厚感のある質感を長く楽しむために、以下のポイントを押さえておきましょう。

1ヶ月に1度、シャンプー洗車を行う

汚れや埃が付着すると、フィルム表面に小さな傷が入る原因になります。水洗いだけでも構いませんが、より丁寧にケアするなら中性タイプのカーシャンプーを使って優しく手洗いましょう。固いブラシでゴシゴシと磨くのではなく、泡で包み込むように洗うと表面にダメージを与えずに汚れを落とせます。なお、春は黄砂や花粉が飛びやすい季節なので、こまめにチェックしましょう。

ワックスやコーティングは使わない

マットプロテクションフィルムにワックスやコーティング剤を使うと劣化の原因になるので要注意です。フィルムを保護したい場合、信頼できる施工業者からプロテクションフィルム専用の保護材を購入することをおすすめします。

破損、剥がれを見つけたら、すぐに施工業者へ

フィルムが破れたり端が剥がれたりした場合、自分で無理に処理するとボディに傷をつけるリスクがあります。異常を感じたらすぐに施工業者に相談し、適切な処置を受けてください。プロテクションフィルムを熟知している専門業者であれば、最適なメンテナンスを施してくれます。

駐車環境にも気を配る

直射日光や強い紫外線はフィルムの劣化や色褪せを早めます。できるだけ屋根付きの駐車場や日陰を選んで駐車することが美しい風合いを保つ秘訣です。

マットプロテクションフィルムの施工ならスマート・カーサービス

スマート・カーサービスでは、マットプロテクションフィルムの豊富な施工実績や車種専用のデータをもとに、精密かつ丁寧な施工を徹底しています。熟練の技術者が一台一台のボディ形状に合わせて仕上げるため、落ち着いた質感を損なうこともありません。

施工は専用設備が整ったクリーンな環境で行われるため、埃や気泡の混入を最小限に抑えられます。また、施工後のアフターサービスも充実しており、万が一の破損や剥がれ、端の浮きなどにも迅速に対応します。

こうした施工精度、施工環境、万全のアフターサポートこそ、スマート・カーサービスの最大の強みであり、オーナー様から選ばれる理由です。愛車の魅力を最大限に引き出し、美観を長期間維持したいオーナー様は、ぜひ一度ご相談ください。

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