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プロテクションフィルム

プロテクションフィルムの耐久性について、あらゆる角度から中の人が徹底解説。

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プロテクションフィルムの耐久性について、あらゆる角度から中の人が解説します。

プロテクションフィルムの耐用年数について

耐用年数とその重要性

プロテクションフィルムの耐用年数は、スマートカーサービスで使用している「XPEL(エクスペル)」社の製品の場合屋内保管で10年ほど、屋外保管で5年ほどと言われています。

ただ、中には2−3年と公称しているメーカーやショップさんも。

車検の付帯整備じゃあないんだから・・・って思ってしまいます。

プロテクションフィルムの寿命を延ばす方法

プロテクションフィルムは細やかなお手入れにより寿命を伸ばすことが可能です。

以下に具体的なお手入れ内容をこっそり教えちゃいます。

鳥フンや虫の死骸、樹液などはすぐに落とす!

鳥フンや虫の死骸、樹液などは強い酸性のため、すぐに落とさないとボディの塗装を侵食してしまう、というのは有名な話ですがプロテクションフィルムにおいても同様です。

ボディの塗装面にまで到達してしまうことはありませんが、見栄えは悪くなってしまいます。

強いアルカリ性・酸性のケミカルを使用しない

プロテクションフィルム施工車のお手入れをする際は、強アルカリ性や強酸性のケミカルを使用しないようにしましょう。

未施工車の場合、塗装表面に付着した頑固な汚れや水シミを落とすのに、強いケミカルを使うと効果テキメンな場合もありますが、プロテクションフィルム施工車の場合、フィルムに悪影響を及ぼしますので中性のカーシャンプーで優しく洗車をしてあげる程度で十分です。

プロテクションフィルムの耐久性

プロテクションフィルムの耐久性について

プロテクションフィルムは、非常に耐久性に優れたアイテムで、愛車の表面をさまざまな外的要因から守ります。

物理的要因、化学的要因の両方から一例をご紹介します。

雹害から守ることができた

あるお客様で、残念ながら雹害に遭ってしまった方がいらっしゃいました。

フロントフルにて施工されていた方でした。

ルーフは見る影も無くボコボコだったそうですが、プロテクションフィルムを施工してあったフロント周りは無傷だったそうです。

もちろん程度にもよるので、一概に全て無傷で済むとは限りませんが、被害はかなり軽く済ませることができます。

お客様は、おクルマを買い替えられた後スマートカーサービスに再びご来店いただき一言「フルで頼むわ。」

ありがとうございます。

鳥フン被害の対処が遅れるもノーダメージ

別のお客様は、ボンネットとリアウィングに鳥フン被害を受けてしまいました。

フロントフル施工済みでしたが、多忙により対処が遅れてしまったそうです。

対処した時には、リアウィングの塗装はもう手遅れだったそうですが、ボンネットはプロテクションフィルムの表面が少々侵食されたものの、剥がした後の塗装表面はノーダメージでした。

物理的打撃、強酸性物質からの保護に絶大な力を発揮します。

その他の例として・・・

上記は実際にお客様よりいただいた声の一部を紹介いたしましたが、スマートカーサービスで使用しているプロテクションフィルムにはその他にもさまざまな外的要因からの耐久性を備えています。

耐汚染性能

プロテクションフィルムを施工したおクルマは、それだけで汚れにくくなります。

ラッカースプレーなどによりボディに落書きをされてしまっても、シンナーで消すことができます。

これがボディ地肌だったら・・・ああ、想像するだに恐ろしい。

このような心無いイタズラをされても、プロテクションフィルムを施工していれば大丈夫。
耐擦過性能

プロテクションフィルム自体、素材がポリウレタン製であるためとても引っ張り強度が高くなっています。

程度や速度にもよるので一概には言えませんが、プロテクションフィルムを施工済みのおクルマを擦られても、塗装自体はノーダメージで済むケースもあります。

プロテクションフィルムの耐久性を、より伸ばすためのメンテナンス

プロテクションフィルムを施工したとて、完全なメンテナンスフリーになるわけではありません。

未施工車と同様に、定期的な洗車は必須です。

洗車の際は手洗い洗車がおすすめではありますが、洗車機の使用も可能。

ただし、高圧洗浄機とエアダスターは使用に於いて細心の注意が必要なことと、スピナーシャワーを使用した洗車機は端部の剥離が発生する可能性が高いため使用は禁止。

また、端部が剥がれてきてしまった場合、対処の難易度が高いため施工をお願いしたショップさんへご連絡してみてください。

場合によってはご自身で対応したことで保証が打ち切られてしまう可能性がございます。

なお、プロテクションフィルムの上にコーティングを施工することも可能ですが、その場合はプロテクションフィルム専用のコーティングを施工しますので、PPF施工と同時にご依頼するのが良いでしょう。

プロテクションフィルムの上にさらにコーティングを施すことでより汚れが付きにくくなり、※疎水性も向上します。

※:疎水性とは、撥水と親水の間のようなイメージで、撥水のように水を弾く性質を持ちつつ、親水のように水をまとめながら流す性質のことです。

スマートカーサービスに使用しているプロテクションフィルム専用コーティング「XPEL FUSION PLUS」
ステルスプロテクションフィルム専用の「SATIN」

プロテクションフィルム施工後のおクルマの取り扱い

プロテクションフィルム施工後に、特段おクルマのお手入れ方法がガラッと大きく変わることはなく、通常通りお使いいただいて問題ございません。

しかし、プロテクションフィルムの縁の部分に汚れが蓄積されてしまったり、端部が剥がれてしまうことがあるので1年ごとにメンテナンス&クリーニングをお勧めしています。

スマートカーサービスでは施工部位とおクルマのサイズに応じて値段が変わりますので一度ご相談ください。

プロテクションフィルムの貼り替え時期の目安

プロテクションフィルムの貼り替え時期に関しては、先述のように屋外保管で5年周期、屋内保管で10年周期程度になります。

もし万が一、プロテクションフィルムを剥がす必要が生じた際には、プロテクションフィルム施工に長けたショップへ剥がし作業を依頼しましょう。

スマートカーサービスでは、施工料金の8%にて剥離作業が可能。

ご自分で剥がされる場合、たとえ高品質な世界ナンバーワンシェアのプロテクションフィルム「XPEL」のものでも、車体の塗膜を剥がしてしまうリスクもあります。

塗装剥がれの参考例 画像引用元:https://creative311.com/?p=87830

プロテクションフィルムを施工することによるメリットとデメリット

では、プロテクションフィルムの施工にあたってのメリットとデメリットを解説します。

メリット

トヨタ、202 ブラックで洗車傷が気にならない!?

実際にお客様よりいただいたお声の中で、トヨタの202 ブラック(ソリッドの黒)で洗車傷を気にする必要がなくなって嬉しい、という声がありました。

そのお客様は、以前から黒いおクルマをお使いでしたが、洗車傷が多くなるたびに研磨を依頼しコーティング、ということの繰り返しに飽きていたそうです。

上記のことから、「もう、これが最後の黒いクルマだ、次買うクルマは傷の目立たないシルバーにする」と決めてスマートカーサービスにてプロテクションフィルム施工をご依頼いただきました。

もちろんフル施工。おクルマをお納めして1ヶ月後にお客様より、冒頭のお話をいただき、「これならやっぱり次もブラックにするよ、スマートさんよろしく」とありがたいお言葉をいただきました。

なぜ洗車傷が気にならなくなるのか。

2つの理由があります。

1つは、傷の原因となるスポンジやブラシがボディに直接接触しないこと。

トヨタに限らず、特にソリッドのブラックは塗装表面が非常に柔らかく、わずかな擦過で傷がついてしまいます。

プロテクションフィルムを施工しておけば、物理的にボディへの直接接触はあり得ません。

2つ目は、プロテクションフィルムには薄傷の自己修復機能があること。

スマートカーサービスで使用しているXPEL(エクスペル)プロテクションフィルムには、セルフヒーリング(自己修復機能)が備わっているため、擦過によってついた傷も、表面温度が60度ほどに達すると消えてしまいます。

202ブラックのサンプル
画像引用元:トヨタ自動車 クラウンスポーツ エコカー対象グレードページhttps://toyota.jp/crownsport/ecocar/

資産価値を守れる

プロテクションフィルムを施工しておくことで、おクルマの資産としての価値を守ることができます。

まるでおクルマを真空パックするが如く、新車時の状態をキープできるので、価値のある新車の塗装を保護することができます。

PPF施工のイメージは真空パック
写真はイメージです。引用元:アイリスオーヤマホームページhttps://www.irisohyama.co.jp/news/2023/?date=0707_2

デメリット

他のボディ保護ソリューションと比較して高額

おクルマのボディ外板を保護するソリューションには、ガラスコーティング、セラミックコーティングやワックスなどさまざまありますが、プロテクションフィルムは各ソリューションの中でも飛び抜けて高額です。

しかし、高額なだけあり、保護性能はコーティング系やワックスとは比較にならない強度を有しています。

さらに、グロス仕上げのおクルマならスマートカーサービスで取り扱っているプロテクションフィルムXPEL STEALTH(ステルス)を使用することで、マットサテン仕上げにドレスアップもできちゃいます。

左がPPF施工済み、右は未施工
レクサスのプレミアムミニバン「LM500h」にマット仕上げプロテクションフィルム施工例
詳しくはこちらをチェック!

施工可能店舗が限定される

日本全国で見ても、プロテクションフィルム施工が可能な店舗はそう多くはありません。

日本の首都である東京に17ヶ所、自動車保有台数日本一の愛知県でわずか7ヶ所しかありません(どちらも、XPEL認定施工店の数)。

対してコーティングは、エネオスやアポロステーション(旧・昭和シェル&出光)などのガソリンスタンドや、オートバックスやイエローハットなどのカー用品店、ベンツやポルシェ、トヨタや日産などのカーディーラーなど、クルマに関わるお店ならほとんどの場所で対応が可能です。

tacking_protectionfilm_施工
PPF施工中の様子

万が一の際の修理

不慮の事故などでプロテクションフィルムに損傷が生じた場合、フィルムそのものの修理はできず、貼り替えとなります。

スマートカーサービスでは、初回施工はフロントフル、フロントフルプラス、アッパーフル、フルカバーの各パッケージにてのご案内となりますが、既存のお客様の万が一の際には部分施工にも対応いたしておりますのでご安心ください。

まとめ

今回は、プロテクションフィルムの耐久性についてあらゆる切り口からお話ししました。

初期投資は他の保護ソリューションと比較して高額になりますが、耐久性があるため長い目で見ると実はそこまで高くないということがお分かりいただけたかと思います。

施工をご検討中の方、もっとこれが知りたい、などありましたらお問い合わせはお気軽にLINEメールにてお待ちいたしております。

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