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プロテクションフィルム

なぜプロテクションフィルムを価格だけで選んではいけないか。実際にあった失敗事例をもとに解説します。

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プロテクションフィルムの施工店の選び方について、価格だけで選んではいけない理由についてお話しします。

プロテクションフィルムを価格だけで選んではいけません。
プロテクションフィルムは日本国内ではまだ一部のユーザー様にしか知られておらず、インターネット上の情報も豊富とは言えません。そういう点で我々施工店とユーザー様との情報格差が大きい分野であるということが言えます。
しかし、実はプロテクションフィルム施工には一般ユーザーにあまり知られていない、ある一定のリスクが存在します。
弊社における多くの事例を挙げてプロテクションフィルム施工におけるリスクと注意点をこの記事の中で網羅的にお伝えしていきます。
価格だけでプロテクションフィルム施工業者を選んでしまうと数百万円単位で損をしてしまう場合がありますので、長文となりますが、損をしないためにも必ず最後までお読みください。

「無知ほど高くつくものはありませんから」

目次

そもそも「プロテクションフィルム 」とは?

ボディの表面に貼り付け、車体の塗装を 保護(Protect)するフィルム(Film)です。
ツヤあり透明、もしくはサテン仕上げの半ツヤ透明のものが、ほとんどです。
車体を確実に保護しつつ、貼ってあることが目立ってはいけない製品なのです。

プロテクションフィルム を価格で選んだときの失敗とは?

プロテクションフィルムを価格で選んだときにおける失敗と一口に言っても、技術要因によるもの、使用するフィルム品質要因によるもの、施工環境によるものが存在します。

以下に、画像を交えてお話しします。

プロテクションフィルムの施工技術要因

新車のボディパネルがカッター傷でズタズタに
カッターを使わないプレカット工法とカッターを使うバルク工法

こちらは、施工者の技術不足によりプロテクションフィルムをカッターでカットする際に、プロテクションフィルムのみならずボディの外板にまでカッターの刃が到達してしまったケースです。

BMWのカッター傷
BMWのカッター傷
ポルシェのカッター傷

プロテクションフィルムの施工方法には大まかに分けて「プレカットしたフィルムを貼る工法」と「フィルムをパネルに貼ったのちパネルの形に合わせてカッターで切るバルク工法」の2つがあります。

最も理想的な工法は当然プレカットしたフィルムを貼る工法です。カッターを使わずに施工するのでボディに傷が入るリスクがありません。

一方、カッターを使うバルク工法の場合、わずかな力加減のミスによりフィルムを突き抜けてボディの塗装面にカッターの刃が入るリスクがあります。プロテクションフィルムはラッピングフィルムに比べて厚みがあるとは言え、わずか0.15ミリの厚みしかありません。「ハーフカット」という技法でこの厚みの半分まで切れ込みを入れて割くようにカットしていくという極めて繊細な作業なのですが、気温によりフィルムの硬さは変化する上、伸ばしてある部分は薄くなって簡単にカッターの刃が突き抜けてしまったり、部位によっては施工者が無理な姿勢での作業を強いられカッターに伝える力が安定しなかったりと、不安定要素がたくさんあり、全く傷をつけずに施工する方が難しいというほどの技術なのです。世界的に見てもプロテクションフィルムの施工ではこちらの工法の方がメジャーなのですが、施工者の技量に大きく左右される工法と言えます。

なぜ危険なカッターを使うのか?

ではなぜ、カッターを使う工法が主流なのでしょうか。それは主にコストが要因になります。プレカットフィルムを車のパネルに塗装面が露出しないよう隙間なく、かつ、余分なフィルムをカットする必要がないようオーバーすることなくピタリと施工するには非常に高い技術とバルク工法の倍以上の時間が必要になります。フィルムの伸ばしが足りずに塗膜が大きく露出してしまったり、伸ばしすぎてパネルをオーバーしてフィルム余りができてしまったりした場合、プレカット工法だと一から貼り直しを強いられます。プロテクションフィルムは材料の価格も高額なので貼り直しは避けたいところです。そこで大半の施工店ではあらかじめ大き目にカットしたフィルムを貼り付けて、その後にパネルの形に合わせてハーフカット技法により余分なフィルムをカットするという方法を取ります。その方が高い技術もいらない上、スピーディーに施工ができ、結果的に安い価格でお客様に提供できるからです。

ハーフカットという技法の危うさ

しかし前述したようにハーフカットはわずか0.15ミリのフィルムを介して塗装面にカッターの刃を突き立てる行為となりますので、「車の塗装を守る」という本来のプロテクションフィルムの役割を鑑みると避けるべき工法と言えます。施工者の技量や体調、気温、施工部位、使用フィルムにより当たり外れが発生する工法ですので、自分の車に傷を入れられずにプロテクションフィルムを施工してもらえるかは「運任せ」ということです。せっかく高い価格を払って車体を保護するために貼ったプロテクションフィルムで、車体を傷つけてしまっては・・・本末転倒です。

当店では他社が施工したフィルムの貼り替えを毎年100件近く行っておりますが、実のところ「全くカッター傷が無い車の方が珍しい」という状況です。今の所そんなにカッター傷問題がフォーカスされていないのは、傷はフィルム断面に沿って入っているため剥がしてみて初めて傷が入っていることが分かるので、すぐには表面化しない為です。「一見綺麗に施行されていると思うが傷が入っているか心配」な方はぜひ当店までご相談下さい。

以上の理由によりスマートカーサービスではプレカットフィルム工法を採用しております。

プロテクションフィルムの浮き・剥がれ

良いことばかりのプロテクションフィルム施工ですが、一点ウイークポイントがあります。それはドアのエッジ部分やバンパー角、強めのプレスラインなどの3次曲面の個所は浮いたり剥がれたりする場合があるという事です。これは正直申しまして弊社の施工でも度々起こり得ることです。

バンパーのプロテクションフィルムが浮いている

プロテクションフィルムには「塗装面にしっかり定着する」ことが求められる一方で、「剥がす際に塗装を傷めずに剥がす」ことができなければいけないという相反する性質が求められます。
そのためXPEL等の一流フィルムメーカーは長期に渡る製品検証を行っており、この性質を満たすべく多大なコストをかけて開発を行っていますが、やはりフィルムを剥がす際の塗装剥離は最も避けたいことでありますので、接着力はギリギリの所に設定されています。なのでRがキツイ曲面箇所によってはどうしても一定割合で浮き・剥がれが起きてしまうのが現状です。
逆に製品検証をきちんと行っていない接着力が強すぎる新興フィルムメーカーのフィルムだと施工は容易で剥がれるリスクも少ないですが、最終的に剥がす際の塗膜剥離リスクが上がりますので要注意です。
また、車の塗装状態が悪かったりカットデータが適切で無い場合、施工者の技術が未熟な場合にも浮き・剥がれが起こります。弊社でも浮き・剥がれゼロを目指しておりますが、まだゼロにはできておりません。
但し、弊社の場合は施工品質保証として1年間の保証期間を設けておりますので、浮き・剥がれが起きた場合は何度でも修正や貼り直しを行い最終的には浮く可能性のある部分は全てつぶし切ってしまいます。なので、保証期間が終わっても以降は新たな浮き・剥がれが起きる可能性はほぼゼロになります。
プロテクションフィルム施工店によっては浮き・剥がれの補修を有料対応としたり、「あくまで保護フィルムだからこんなもの」とスムーズに補修に応じてくれないというケースも散見されます。
プロテクションフィルム施工を依頼する際には価格だけでなく浮き・剥がれが生じた場合の補償についても事前に確認するべきでしょう。

ボディのパネルとプロテクションフィルムのカットラインが合っていない

ボディパネルのラインと、プレカットされたプロテクションフィルムのラインが合っていない場合、施工者の技術不足により、位置合わせがズレているケースがほとんどです。画像の上部から下部に向けて、薄黒いラインとツヤのある白いラインが消えていくのがお分かりいただけるでしょうか。さらに、ボディ外板とプロテクションフィルムの隙間が不均一であるので、このような消えるラインができてしまっています。双方のラインが合っていないと、プロテクションフィルムを貼っていることが遠目に見てもわかってしまい、見栄えが悪くなってしまいます。また、飛び石傷が付くリスクも塗装の露出が多い分、上がります。

プロテクションフィルムのカットラインと合わないエンブレム位置

エンブレムの位置とプロテクションフィルムの、くり抜き穴が合わないケースです。

エンブレムは、車両の個体差で微妙に取り付け位置がズレていることがほとんどですので、
弊社では、あらかじめ位置を把握するツールを作成した上で一度剥離、レーザーカットされた新たな両面テープに貼り替えた上でプロテクションフィルムの上から再度貼り付ける手法を採っています。

install_miss_protection_film

しかし、プレカットデータを編集する環境が整っていない場合、エンブレムのくり抜き穴を削除する、位置を合わせるなどの作業が不可能なため上記画像のようにズレが生じます。

白いボディのおクルマでは、写真のようにプロテクションフィルム断面に汚れが堆積し黒い縁ができてしまったり、
グロスボディのおクルマに、イメチェン目的も含めてサテン仕上げのものを施工した場合、地のボディが露出するため、非常に見栄えが悪くなります。

プロテクションフィルムの品質要因

格安の粗悪なフィルムを使用したことにより剥がせない
フィルム硬化と層間剥離による糊残りという問題

プロテクションフィルムを剥がそうとしたが、フィルム基材と糊が層間剥離して、塗装面にベッタリと残ってしまったケースです。このケースはXPEL等の有名ブランド品ではまず起こりませんが、それ以外の価格の安い新興メーカーのフィルムの場合だと度々起こります。

プロテクションフィルムはポリウレタンフィルムと糊で構成されていますが、石油で作られている性質上、どうしても経年劣化によりフィルムと糊の硬化が進行します。XPEL製など高品質なフィルムは10年保証という高い耐久性を誇りますが、新興メーカーのフィルムだと2〜3年で経年劣化して、黄変、硬化が起こることがあります。

プロテクションフィルムを剥がしたら

皆さんもシールやテープ類を貼った直後は綺麗に剥がせたのに、数年したら全く剥がれなくなり、どうにか剥がしても糊がベッタリ残ってしまい、糊取り剤などの溶剤を使ってどうにか除去した経験があると思います。プロテクションフィルムも同様で長期耐久テストをしていない新興メーカーのフィルムだと施工後にどのような状態になるか未知数の部分があります。もし著しくフィルムが劣化した場合、最悪以下の状態となる可能性があります。

最悪の場合は・・・
  • フィルムや糊が塗装に浸透して硬化し一体化。塗装剥離をしての再塗装が必要になるケース
  • 糊の成分が塗装を変色させ、白のボディカラーが黄ばんでしまうケース
  • フィルム基材と糊がそっくりそのまま分離し、糊が塗装面に残るケース。大量の石油溶剤を使い、時間をかけて糊の除去をするため、塗装を痛めてしまう可能性があります。
  • マット塗装で糊残りしてしまうケース。この場合、塗装の微細な凹凸に糊が食い込む形となり、溶剤を使っても除去が困難で修復するには再塗装が必要となります。マット塗装は通常のグロスカラーの5倍の費用がかかるので、多額の補修費用が必要になります。
10年経過後も綺麗に剥がせるXPEL製フィルム

世界最大のプロテクションフィルムメーカーXPELは1996年創業で数十年に渡る実績とフィルムの耐久性の試験を行っています。XPEL製品はフィルム基材、糊ともに綿密な成分調整が行われて長期に渡る検証が行われているので、「使用していて剥がれにくく、剥がす時は綺麗に剥がせる」という相反する性能を満たすことができています。価格は安くはありませんが、長く愛車に乗られるならば高いものではないと思います。

プロテクションフィルムを剥がす

一方、価格の安い新興メーカーの製品については長期耐久試験が行われていないので、「○年保証!」と謳っていても実際にその年数の耐久性があるかは未知数です。また、「国内ブランド」と称するフィルムは実際は「日本企画の中国製」であることが殆どです(弊社にも頻繁に多数の中国のメーカーから「自社ブランドフィルムを作りませんか?」という営業が来ています)。

なお、製品保証についてはフィルムそのものについての保証であり、剥がせなくなった、塗装が剥離してしまった、塗装が変色した、再塗装が必要になった、などの塗装のトラブルを担保するものではないことにもご留意いただいた方が良いと思います。

フィルムを剥がそうとしたら塗装まで一緒に剥がれてしまった
プロテクションフィルムと共に剥がれたマット塗装

プロテクションフィルムを施工した場合のリスクの中で車のオーナー様にとって最も怖いのはこれだと思います。
プロテクションフィルムを施工して数年経ち劣化が目立ってきた、または売却する、などの理由でプロテクションフィルムを剥がす時に、塗装ごと剥がれてしまう場合があります。
ではどんな場合に塗装が剥がれてしまうリスクがあるのでしょうか?以下に列挙します。

マット塗装にプロテクションフィルムを施工した場合(特にイタリア車オーナー様はご注意を!)

マット塗装は傷が付きやすく、かつ、雨染みや汚れ・傷などをポリッシュで取り除くことができないなど繊細な取扱いが要求される塗装です。従って、ダメージを未然に防止するためプロテクションフィルムを施工する意義は多いにあるのですが、塗装そのものが通常の艶有りのものより物理的に弱いというウイークポイントがあります。
マット塗装の構造として通常のベースカラーの上にシリカ粉末や特殊な顔料を混ぜたクリア塗装が吹き付けられているのですが、そのクリア塗料の中に異素材であるシリカ粉末などが混入しているため、塗膜強度が比較的弱い構造になっています。
イメージ的には「クランキーチョコ」のような構造です。塗料がチョコレートの部分、シリカがあのサクサクした部分に該当します(伝わりますかね??)。

ところで、このマット塗装はメーカーにより出来不出来の差が相当に大きいです。具体例を挙げますとメルセデスベンツのマグノカラーはほぼ心配有りません。弊社でも一度も剥がれたことが無いほどタフで高品質です。
一方で某イタリア製(複数メーカーありますが具体名への言及はここでは避けます。当店での商談時にご相談下さい)のクルマですと、不安度が一気に高まります。
個体差がかなりあるため、車体によって問題無く施工できる場合と、施工前の塗装診断段階でプロテクションフィルム施工をお断りする場合があります。弊社ですと数多くの経験・実績によりプロテクションフィルムを施工して良い個体なのかそうでない個体なのかがある程度見極められますが、経験・実績が乏しい施工業者だとエラーの確率が高まります。
極端に塗装が弱い個体だと施工の途中でクリア剥がれが起きます。また一旦施工はできたとしても将来フィルムを剥がす時に塗装も剥がれるリスクがかなり高くなります。
こういった塗装の弱い個体に品質の低いプロテクションフィルムを施工してしまうと、経年劣化時の糊硬化により相当な確率で塗装剥がれが起きますので、価格だけでなく慎重にメーカーを選ぶべきでしょう。

既にイタリア製のクルマで品質の低いプロテクションフィルムを施工してしまったオーナー様はフィルム硬化が始まる前に貼りかえるべきでしょう。万が一塗装剥がれが起きますと、バンパー一本で100万円超の費用が掛かります。複数個所で剥がれてしまうと全塗装となり1000万円クラスの費用負担につながります。
マット塗装のイタリア車オーナー様は価格だけでプロテクションフィルム施工業者を選ぶのは避けてほしいと思います。

再塗装されたクルマにプロテクションフィルムを施工した場合

クルマの新車塗装と再塗装された塗装のクオリティの差は実際の所とても大きいです。新車塗装は自動車メーカーによる厳密な施工環境管理により塗料の性能が100%発揮するよう塗装されていますが、ボディショップで再塗装されたものは環境も設備も塗料メーカーも職人の技術も様々で変数が多いため、必ずしも塗料メーカーの意図する性能が出ているとは限りません。

プロテクションフィルムメーカーは自動車メーカーの純正塗装に合わせて糊の接着強度を設定しているため、再塗装された塗装にプロテクションフィルムを貼った場合、塗膜強度に対して糊の接着強度が強すぎるということが起こり得ます。このような場合は塗装剥がれのリスクが高まることは覚えておきましょう。

もちろん高い品質で再塗装されているクルマの場合はプロテクションフィルムを施工しても問題はありません。念のため施工前に再塗装歴は施工店に申告して塗装状態を確認してもらうと安心です。

品質の低いプロテクションフィルムを施工した場合

こちらの記事で何度も言及していますが価格は安くても品質の低いフィルムの施工は避けるべきです。単に耐久性が低いだけならばフィルム施工費用が無駄になるだけで済むのですが、往々にして耐久性の低いフィルムは剥がす時のことまで考えて製品設計がされていないため、経年劣化により糊やフィルム基材が硬化してしまい、塗装剥がれが起きやすくなります。誰もが知っている一流メーカーのフィルムであればそのような心配も少ないですが、聞いたことのない新興メーカーの格安フィルムだと注意しなければなりません。

もしかしたら(多分無いと思いますが。。)「安くて良いもの」かもしれませんし「安いなりに悪いもの」かもしれません。とにかく設立されて間もないメーカー・ブランドだと製品の耐久性など全てが未知数です。貼って数年経ってから初めて良い買い物だったのか悪い買い物だったのかが分かるのです。

安いのは確かに魅力的です。でも高級車オーナーの皆様は一度立ち止まって考えてみて下さい。本当にポルシェやフェラーリなど数千万円クラスのクルマに良く分からないものを貼りますか?塗装が剥がれて大きな損失が出ても施工業者は責任を取りません。価格だけでプロテクションフィルム施工店を決めないでください。

耐用年数を超えてプロテクションフィルムを使用した場合

プロテクションフィルムの耐用年数を超えて剥がした場合は塗装剥離のリスクが高くなります。
耐用年数は製品によって様々ですが、保管環境によって大きく変わりますので、現車に施工されているフィルムの黄変度合いと表面の状態である程度見極められます。黄ばみが強くなってきたり、フィルム表面がザラザラしてきたりしたらそれは寿命を迎えたサインになります。フィルム基材と共に糊も硬化していきますので、このタイミングを逃すと剥がしにくくなり、塗装剥離のリスクが上がります。

品質の低いフィルムを使用すると僅か1~2年で黄ばんでしまうことも

プロテクションフィルムには紫外線からボディの塗装を守る働きがあります。塗装の代わりに紫外線を受け止めることになるため、樹脂で出来ている性質上どうしても年月と共に黄ばんでいくことは避けられません。高品質なXPEL製のプロテクションフィルムは黄変にとても強い性質がありますが、徐々に色が変わっていくことは避けられません。

それでも、XPEL製プロテクションフィルムの場合、10年間の保証が付いており目視でわかるほどの黄変については万が一発生しても「無償貼り替え」のメーカー保証対応が受けられ、ユーザーの皆さんもご納得頂けるものと思いますが、注意しなければならないのは、市場に流通しているフィルムの中には品質が低いものも多くあり、弊社に入庫したものの中には、ある国内ブランドフィルム(実は中国製です)を使用したケースで最短で半年ほどで黄変していたものもありました。

以下の画像は他社でプロテクションフィルムを施工したオーナー様より依頼があり、弊社で貼り替えをした時のものです。こちらは施工からわずか約1年半でここまで黄変が進んでいました。

黄ばんだプロテクションフィルム
ボンネットの黄ばんだプロテクションフィルムの貼り替え
フィルムが黄ばむとどうなるか

黒や紺などの濃色系統の場合はフィルムが黄ばんでも見た目はあまり変わらないので問題にはなりにくいです。一方で白やシルバーなど淡色系統の場合ははっきりとボディカラーが変わってきます。フロントのみ貼っている場合などは前と後ろで色が違う2トーンカラーとなってしまうため更に見た目が悪くなります。

バンパーを擦ったら?一部貼り替えのつもりがボディ全面貼り替えに・・・

うっかりバンパーを擦ってしまい、その部分だけ貼り替えが必要になったとします。プロテクションフィルムの良いところはダメージを受けた部分のみを貼り替えることができる点なのですが、全体が黄変していると新たに貼った箇所と色が違ってしまいツギハギ状態の見た目になってしまいます。そこに目をつぶれるオーナー様は良いのかもしれませんが、気になってしまうオーナー様の場合は結局全面貼り替えになることも・・・。格安プロテクションフィルムで安く済ませたつもりが結局は高くつくことになります。

なぜコストに厳しい世界の主要自動車メーカーがXPELフィルムを純正採用しているのか?

プロテクションフィルム素材はとても高価なため施工業者にとってフィルムの仕入れ費用はコスト負担が重いものとなっています。そのため少しでも仕入れ費用を安くしたいとXPELに代表される一流メーカー以外のフィルムを扱う業者が増えています。でもその「安いフィルム」がどのくらい一流メーカーのものと比べて安いかは御存じないユーザー様は多いと思います。実のところXPEL製プロテクションフィルムと比べて格安フィルムだとなんと「1/5」ほどの価格で仕入れることができます。

そんなに安いフィルムもあるのにどうしてコストに厳しい世界の主要自動車メーカーは高価なXPEL製フィルムを純正指定して使い続けているのでしょうか?それはプロテクションフィルムは施工にとても人的コストが掛かるためです。通常プロテクションフィルムの施工にはフィルムコストの約3~4倍の人的コストが必要になります。もし1~2年程度で黄変しクレーム対応で貼り替えとなるとかえってコストが掛かることになりますので、自動車メーカーは1流メーカー以外のフィルムを決して使用しません。

格安を謳う施工業者で「プロテクションフィルムを半額の価格で施工できた」と思っても数年スパンで見たらかえって高くつく可能性があることも知っておきましょう。価格だけでプロテクションフィルム施工店を決めないでください。

プロテクションフィルムの素性を施工依頼前に確認しましょう

プロテクションフィルム施工には安くない費用が掛かりますので失敗は避けたい所です。施工依頼する前にフィルムについて価格だけでなく以下の点を施工業者に確認しておくと良いでしょう。

  • どこのメーカーか:プロテクションフィルムはアメリカ製が高品質と言われています
  • そのメーカーの本社所在地及び製品製造地:本社所在地はアメリカでも製造は中国であるケースも
  • そのメーカーの沿革:設立されたばかりの新興メーカーも多いです。製品の検証はしているのでしょうか?
  • メーカー保証の有無:有りの場合は期間と保証内容
  • 数年経過したデモカー等でフィルムの状態を確認できないか

ここまで説明しておきながら、、ですが実は上記を簡単に確認する方法があります。それはホームページを確認することです。「フィルムブランド名」で検索してみましょう。きちんとしたフィルムメーカーでしたら必ずホームページがあります。ホームページの無いフィルムはいくら価格が安くても使用を避けるのが賢明でしょう。高い確率で結局高くつきます。

プロテクションフィルムの施工環境要因

ゴミの混入

微細なゴミが、ボディパネルとプロテクションフィルムの間に挟まってしまうケースです。

プロテクションフィルムのゴミ

ゴミの混入は、ほぼ100%環境的要因と言っても過言ではないでしょう。
施工者の頭髪や衣服からの浮遊、空気中における浮遊。
さらに、混入したゴミを発見できるほどの強力な照明が備わっていない施工ブース。
板金工場などで施工している場合には、ボディ研磨のコンパウンドの粉や、パテを研磨した粉が舞っていることもあります。
そのような場所でゴミを噛み込ませずに施工するのは、もはや不可能です。

価格だけではない!プロテクションフィルム施工店選びの重要ポイント!

プロテクションフィルムの施工を検討する際に、お店選びで失敗しない重要なポイントをお教えします。

プロテクションフィルムプレカットデータシステムを採用しているか

カッターを使った施工の危険性
カッター傷

現在、多くの施工店では、フィルムを車体に貼った後に余分な部分をカッターでカットしています。
しかし、この方法には以下のようなリスクがあります:

  • 強いコシがあるポリウレタン素材は強い圧をかけて刃を引く必要がある
  • フィルムは施工箇所によって厚み・柔軟性が異なり、同じ力でも傷の深さに差が出る
  • フィルムは透明で厚みの違いが目視できないため、カットミスのリスクがある
  • 実際にカッターの刃が塗装に触れることもある

熟練者であってもカッターを完全にコントロールするのは困難であり、「カッターを使う施工」は、常にボディに傷が入る可能性と隣り合わせなのです。
プロテクションフィルムの施工において、「カッター」は業界で欠かせない道具とされています。
その理由は単純で、施工後に余分なフィルムをカットして見た目を整えるためです。

「それならば、最初から余らないように貼ればいいのでは?」

そう思われる方もいるかもしれません。弊社も、以前はそれが非現実的だと考えていました。なぜなら、パーツごとに精密にカットされたフィルムを、ひとつひとつ丁寧に縁に合わせて貼る作業は、非常に時間がかかり、神経も使うからです。
「多少ズレても、後でカッターで整えればいい」──それが、長年この業界で当たり前“常識”とされてきた施工スタイルでした。

その常識が生む見えないリスク

プロテクションフィルムは、ポリウレタンという弾力のある特殊素材でできています。
この素材を切るには、カッターの刃にしっかりとした圧をかけて引く必要があります。
つまり──
カッターの刃が車の塗装面に触れるリスクは、施工のたびに発生しているということです。

「熟練者なら塗装に傷をつけない」と言う人もいますが、それは事実ではありません。
なぜなら、フィルムには伸縮性があり、場所によって厚みが異なるからです。薄く伸びた部分と厚みを保った部分を目視で見分けることはできません。
さらに、フィルムの柔らかさは温度によっても変わり、カット時の力加減を一定に保つことは不可能です。

それでも「感覚でやっているから大丈夫」と言われてしまう。
慣れた人ほど自信を持ち、カッターを使うことに疑問すら持たなくなる── この業界は、そんな経験頼りの危うい技術で成り立っている側面があります。

お客様の愛車の塗装面はカッターマットではありません。

多少の傷は仕方ありませんーそう言われて納得できますか?

「施工後に傷が見つかっても、“保証対象外”です」
「フィルムの特性上、多少のカット跡は仕方ありません」
──そのような説明を受けて、泣き寝入りするケースが後を絶ちません。

そんなことない!と感じたカーオーナー様は、ぜひカッターを使用する施工店に直接相談してみてください。
もしカッターの刃が実際にボディに触れていたとしても、保証や弁償に応じてもらえないことがほとんどです。
なぜなら、多くの施工店では「傷の可能性があります」と事前に説明済み、あるいは同意書に含まれているためです。

つまり──傷を付けられても、補償は受けられないというのが、業界の実情なのです。価格は安くてもこれでは納得いかないのではないでしょうか。価格だけでプロテクションフィルム施工店を決めないでください。

プレカットデータシステムを導入している施工店に依頼しよう

プレカット方式においては、予め車体の形状にあわせてプロテクションフィルムがカットされているため、車体上においてカッターやハサミで裁断を行うことがありませんので、車体に傷が入ってしまうリスクを極限まで下げることが可能。
また、各プロテクションフィルムメーカーより展開されているプレカットデータシステムでは、データの編集を行えるケースがほとんどです。
XPELですと、DAP(デザインアクセスプログラム)というシステムがそれに該当します。以下、XPELホームページより引用します。

XPEL社の最大の象徴と言える技術が『デザインアクセスプログラム(DAP)』です。デザインアクセスプログラム(DAP)とは、車種・グレードごとに用意されたペイントプロテクションフィルムのカットパターンデータのことで、それらのデータはXPEL社から世界中にいるインストーラーに共有されます。その数は10万車種以上にのぼり、グレードによる形状の違いはもちろん、コーナーセンサーやカメラの有無などの違いもすべてデータ化されています。さらにアメリカ本国で販売されていない日本専用車などは、XPEL JAPANでオリジナルにデータを作成。どのインストーラーでも美しく、確実な施工を可能にした革新的なシステムとなっています。

もしXPEL製のプロテクションフィルムを施工するならば、必ずこのDAPを導入しているお店を選びましょう。

ではどうやってDAP導入店を見分ければ良いのかお伝えします。こちらのXPEL認定施工店一覧をご覧ください。

この中で店舗名の右横に「DAP」という黄色のロゴマークがあるお店がDAP導入店です。

DAPを導入しているお店はフィルムをロールから切り出すカットマシーンを所有し自前でフィルムを切り出す事ができます。DAPを導入していない認定施工店はプレカットされたフィルムをXPELジャパンから仕入れていますが、コスト面からも時間面からもDAPで切り出す場合と比べて優位ではありません。従ってDAP未導入のお店はプロテクションフィルム施工に本格的に取り組んでいないお店という見方ができます(大半はコーティング施工店で部分的にプロテクションフィルム施工を行っているようです)。

プロテクションフィルム施工においては過去の実績が最も大切です。プレカットデータシステムを導入し本格的に取り組んでいるお店に施工を依頼しましょう。

プロテクションフィルムの施工実績はあるか

過去の実績がどれだけあるか

プロテクションフィルム施工は高い技術が必要なため、この業界はコーティングなど他のカーディテーリング業と比べても参入障壁の高い業界なのですが、実はフィルムメーカーの簡単な講習(1~3日程度)を受ける事でいちおうは「正規施工店」を名乗れてしまう現実があります。
ですが当然の話、「そんなに甘く無い」です。弊社で目にした事例を紹介しましょう。たまたま経営者とお客様双方から話を聞きましたので、詳細をお話しします。

あるマーケティングに長けた経営者がプロテクションフィルムの単価の高さに目を付けて開業しました。その経営者はマーケティングが得意分野なのでインスタ等のSNSを駆使して「オシャレで先進的なイメージ」で集客し、職人はラッピングフィルムの経験者を雇用してプロテクションフィルム施工店を始めました。フィルムメーカーの講習も済ませて万全の体制です。
早速1台目の仕事が入りました。請求代金は約150万円とのことで、相場からしても妥当です。
順調な滑り出しでしたが早速問題が起きました。全く仕事が進まないのです。
工期が弊社であれば約1週間程度で済むところ、1か月以上も掛かったそうです。どうやら、何度も何度も貼り直しが必要になり、徹夜続きでフラフラになりながら仕事をしたそうです。通常であればその車種の場合フィルム1ロールで足りる所、3ロールも使ったそうです。もう材料費だけでほとんど利益が無い状態です。かつ1か月分の職人の人件費や店舗維持費も。
初期投資も相当していますので、数百万円単位の大赤字ですが、どうにか完成させて納車に漕ぎつけました。

ところが、お客様が納車の時に愛車を見てビックリ。浮き、剥がれ、糊ズレ、ラインのヨレ、カッターキズなど施工不良のオンパレード。
「これに金なんて払えるか!」とお客様
「いや、あくまで保護フィルムですから用は足りています」と業者
双方一歩も譲れません。解決までかなり長い時間が掛かったそうです。

このような事も現実に起きています。ドアカップやドアエッジなど小部位であれば3日程度の講習で貼れるようになりますが、クルマ一台まるごととなると最低でも数十台を貼る経験が必要になります。
ホームページやブログなどに、施工実績が多数掲載されている施工店は、経験豊富な証になりますので、必ずチェックしてから依頼するようにしましょう。

過去に同一車種を何台施工しているか

私たちスマート・カーサービスは日本一の施工実績を持つプロテクションフィルムのプロフェッショナルです。
しかし、希少車など初めて施工するクルマの時はとても緊張します。この「データで合うのか」「ここの曲面はきついからスリットを入れた方が良いのでは」「ここ引っ張ると後で浮いてくるかも」など過去の経験に照らし合わせて慎重に貼る「戦略」を練ります。データも試し貼りを繰り返して、精度を詰めていきます。結果、通常の倍以上の工期となることもザラにあります。

そこまでやっても納車後にフィルムが浮いたりするなどしてクレームになることもゼロではありません。
そうしてクレームになって返って来たクルマをじっくりと検証して再度浮かないデータや貼り方を探り出していきます。
皆さんに信用されるプロテクションフィルム施工店はこのように地道なトライ&エラーでしか作れないのです。

プロテクションフィルム施工店を探す時は自分のクルマと同じ車種を過去に貼ったことがあるのか、何台くらい貼った実績があるのか、を必ず確認するようにしましょう。
そうでないと、きっと満足の行く仕上がりは望めません。

プロテクションフィルムのカットデータカスタマイズをしているか

少しでも貼ってあることが分からないようにするために

XPELの革新的なカットデータシステム「デザインアクセスプログラム(DAP)」は、XPELフィルムを使用する最大のメリットの一つです。
デザインアクセスプログラム(DAP)とは、車種・グレードごとに用意されたプロテクションフィルムのカットパターンデータのことで、それらのデータの数は10万車種以上にのぼり、グレードによる形状の違いはもちろん、コーナーセンサーやカメラの有無などの違いもすべてデータ化されています。また、カバーしている車種の多さのみならず、データ精度の高さも世界一の品質として我々の業界では知られています。
ただ、この世界一の精度を誇るカットデータですが、世界一厳しい日本のユーザー様の要求に耐えられない箇所があるのも事実です。

スマート・カーサービスの施工ポリシーとして「パネルのキワの断面上のRが始まる部分から1ミリ以内にフィルムを収める」よう施工しておりますが、カットデータの中には2~3ミリ以上の隙間ができてしまうものもあります。
逆にパネルのキワ1ミリよりも大きいカットデータもあり、それをそのまま貼るとフィルムがパネルをオーバーしてエッジ部分が白く浮いて来てしまったり、その部分に汚れが溜まるなど美観上の悪影響が出てしまいます。
そこで、通常はそこをカッターでカットするのですが前述の通り弊社ではカッターを使わない方針でおりますので、カットデータを修正することで社内規定通りに収まるように仕上げております。

巻き込み=正解、ではありません

施工店によっては「貼ってあることが分からない」ことを目指し、巻き込める箇所は極力巻き込んで端部を処理するポリシーのところもあるようです。
一見良いことのように聞こえますが、長期の目線で見る場合、話は変わってきます。

なぜならば、巻き込み部分というのは浮きが生じやすいからです。プロテクションフィルムはトップコート部も含めて150~200ミクロンの厚みと素材のコシがあり、元の平面形状に戻ろうとする反発力があります。
平面部での追従性は全く問題がありませんが、車のボディパネル端部の厚み(部位によりますがメタルパネルが重ね合わせて作られているので3~5ミリほどの厚み)程度ですと、かなり強く曲げて接着する形になります。また、パネル端部の裏面には通常シーリング材(防水のためのシール材)がいびつな形(カマボコ状)で塗られており、接着面積の確保が難しい形状となっています。
その巻き込んで裏面で止めた部分が長期的にはフィルムの反発力に糊の接着力が負けて浮き上がってくるリスクがあります。
弊社では様々なケミカル等やツール等を駆使して下地処理をしたり熱処理をしたりして接着強度を上げていますが、それでも浮きのリスクはゼロにはできません。

従って、弊社のプロテクションフィルム施工では巻き込みは極力少なくし、パネルのキワで止める方方法を採用しています。この辺りの勘所も多くの実績があるから分かる事で実績の浅い施工店だとどこを巻いてしまうと浮いてしまうかが良く分からずに「何でも巻き込んでしまえば良い」というふうになりがちです。
長期的に施工後の美しい状態を保つノウハウは豊富な実績があってこそのものなのです。

カットデータが無いパーツはデータから作成します

XPELのDAPにはどういうわけか、フルパッケージの場合でも一部のカットデータが存在しない場合があります。また希少グレードやオプションで付加したパーツなどもカットデータが存在しない場合があります。
お客様から「フルパッケージ」で受注した以上はデータが無いことを理由に施工しない訳にもいきませんので、その場合は一からデータを作成します。
現車合わせで大きめにフィルムをカットしてカッターで仕上げる「バルク工法」が最も低コストで出来るのですが、弊社ではこの方法は採りませんので、アプリケーションシートという型取り用の紙やフィルムを使って実際に現車から型を取り、それをスキャナーで読み込んでDAPシステムに入れてデータ化し、再度、そのデータからカットマシーンを使ってフィルムを切り出すという2度手間を掛けて作成しています。
これら全ては「車にキズを付けずに施工する」ためです。価格だけでプロテクションフィルム施工店を決めないでください。

プロテクションフィルムの施工環境が整っているか

いかに技術があろうとも、施工環境が整っていなければすべて台無しです。

施工環境の中でも特にチェックしていただきたいポイントはこちらの3点。

「プロテクションフィルム施工専用」ファクトリーを備えているか?

こちらは、もはや施工店選びの一丁目一番地といっても過言ではないでしょう。

中には、ガレージや板金工場の一角で施工を行っている施工店もあったりします。

いかにインストーラーのウデが立っていても、専用の環境下でない場所で綺麗に施工できるわけがありません。

プロテクションフィルムの施工場所に強力な照明が備え付けられているか

強力な照明は、プロテクションフィルム施工においては必須アイテム。専用のファクトリーに強力な照明が備え付けられていることを確認しましょう。

白色の強力なLEDの照明を備えていることで、施工中にどうしても生じてしまう、糊ズレと呼ばれる現象や嚙みこんでしまったゴミなどの施工不良を素早く発見することができ、ハイクオリティな仕上がりに直結します。

ファクトリーの内装は白基調であるか

ところで、いくら明るい照明器具が備えられていても、内装が黒基調だと意味がありません。黒の壁や床には光が吸い込まれてしまい、フィルムの糊ズレやゴミの混入などフィルム施工のアラを見つける事ができません。

プロテクションフィルム施工において専門店と「称する」ならば内装は必ず「白」でなければなりません!
プロフェッショナルな仕事にこだわっているお店ならば、内装は必ず白です。ここは必ず事前に確認しましょう。


余談ですが、インスタ等で見かけるカーコーティングショップは黒基調の内装が多いと思いませんか?
あれにはきちんとした理由がありまして、実はカーコーティングの場合、内装は黒基調で照明は暗めのスポットライトが適しています。不思議とその方がごく僅かな線キズまで良く見えるからです。明るいと光に埋もれて薄いキズは見えなくなってしまうのです。弊社でもコーティング専用ガレージは内装は黒にしています。


え?でもプロテクションフィルムショップでも同じように黒基調のお店を良く見かけるけど?
と思った人。なぜなんでしょうかね?私も分かりません。
多分そういうことを知らずに「映え」でそうしたんでしょうね。

ちなみに他国ではプロテクションフィルム専門のショップで黒い内装のお店はありません。
(たまにコーティングも兼用でしているところは黒だったりしますが)
例外無く、プロテクションフィルム”専門店”ならば白い内装です。覚えておいてください。

プロテクションフィルム施工前の下地処理をしているか

新車でも塗装表面には様々な付着物が

皆さん、新車というと汚れや傷が無いイメージですよね?
しかし、実は新車でも、中でも輸入車は生産されてからユーザー様の手元に届くまでに数か月単位の時間が掛かり、かつ、国内に着いてからディーラーに届くまでの大半の期間は青空ストックヤードで保管されているため、土埃や鉄粉、水垢、防錆ワックス、保護フィルム糊、などの汚れが付着しています。また、汚れだけでなく、キズ、「(塗装に塗りこめられている)毛の嚙み込み」、塗装ブツ、輸送中の飛び石キズなども仔細に見ると必ず有ります。
ディーラーオプションのコーティングを施工する場合はこれらの汚れも施工時に除去してくれるのですが、プロテクションフィルム施工とコーティングは相性が良くないため、新車を購入するお客様にはコーティングをオススメしていません。そのため、納車時のディーラーでの洗車では取り切れなかった汚れが付着したまま入庫するケースが多いです。

こういった汚れや異物を除去する下処理は、プロテクションフィルム施工には必須です。
塗装のままの状態だとそれほど目立たない鉄粉などの突起ブツも、フィルムを上に貼るととたんに目立つブツに変化します。
また、ワックス成分などもきちんとパネルのキワから除去しないと後々フィルムが浮いてくる原因にもなります。

弊社にはこれらを除去する仕上げをするための専用ガレージがあり、専任スタッフが入念に下処理をします。
下処理に掛かる手間は少なくとも専任スタッフによる1日がかりの作業となり、状態が悪いものだと1.5~2日はかかる作業となります。
下処理のコストはかなりのものですが、こちらについての費用は特段頂いておりません。弊社ではこういった見えない部分にも手を抜かずに仕事をしております。仕上がりも下処理をした場合とは雲泥の差となります。

中古車へのプロテクションフィルム施工には注意が必要

中古車の場合は、飛び石キズの有無が新車との大きな差異になります。
飛び石キズは周りよりも凹んでいるため、そのままフィルムを貼ると必ず気泡となり、美観が大きく損なわれます。

タッチアップペイント


弊社では専任ディテーラーがタッチアップペイントをして、周りの塗装と平滑になるようきちんと研ぎ上げてからプロテクションフィルムを施工しています。この辺りの体制の有無も施工依頼前に確認しておくと良いでしょう。

プロテクションフィルムに不具合が起きた時の保証はついているか

施工由来の不具合が起きた時の保証

浮きや剥がれが発生した際に施工店が迅速かつ親身に対応してくれるかはとても大切です。プロテクションフィルムは人の手で施工している以上、不具合が起きてしまうことが度々あります。その際に迅速に再接着等の処理を行わないと糊面に汚れが付着してしまい、見た目が悪くなる上に糊の接着能力が失われ再接着が出来なくなります。そうなるとそこから徐々に剥がれている箇所が広がっていくため最終的には貼り替えしか手段が無くなります。

施工店によっては浮き・剥がれの補修まで見越した業務体制になってなかったり、コスト面からきちんとした対応から逃げる所もあるようです。また、納車後の浮きや剥がれは全て有料というお店もあるそうです。

なお、スマート・カーサービスは1年間の施工保証付きで、かつ迅速に対応致します。保証期間中は何度でも納得の行くまで対応します。安心してお任せ下さい。

製品由来の不具合が起きた時の保証

プロテクションフィルムは石油で作られている性質上、徐々に経年劣化していきます。ユーザーの皆さんもクルマの寿命ほどの耐久性は無いことをご理解頂いているとは思いますが、せっかく高いお金を払って施工したのに初回の車検を迎える前に黄変やひび割れなどで貼り替えをすることになるのは気持ちが許さないと思います。

しかし、3年も持たないプロテクションフィルムが流通しているのは事実です。

我々スマート・カーサービスもXPEL一本に取扱いフィルムを絞る前は様々なメーカーのフィルムを使用して試行錯誤しましたが、中には半年で黄変したフィルムもありました。結局、最も高価なXPELフィルムが結果的に最も安上がりだという結論になり現在に至ります。

XPELプロテクションフィルムは10年のメーカー保証付き

XPEL製品の場合は10年間の製品保証が付いており、もし製品由来の不具合が起きてもメーカーの負担で無償で貼り替えを求めることができます。プロテクションフィルムは格安業者で施工したとしてもかなり高価なものなので、永く綺麗に愛車の美観を維持するためにも施工依頼前に以下は確認しておきましょう。

  • 施工由来の不具合が起きた時の保証期間
  • 製品由来の不具合が起きた時の保証期間
  • 保証の内容(貼り替えまでしてくれるのか。現状維持の応急処置までなのかなど)

参考までにXPELの保証規定が記載された保証書をこちらに載せておきます。XPEL認定施工店で施工した場合は必ずこの製品保証書を受け取りましょう。これが無いとXPELのメーカー保証は受けられなくなります。

XPEL施工証明書

※余談ですがXPELフィルムを施工しているはずなのに、この保証書を発行しない施工店があるそうです(何人もの弊社のお客様から聞いています)。本当にXPELフィルムを使っているのでしょうか。フィルムって見ただけではどこのものか分かりませんから悪いことをしようと思えばできてしまうんですよね。何せXPELフィルムは価格が安いものと比べて5倍も高いので。信頼できるお店選びは大切ですね。

XPELの保証書があると売却時に有利

弊社のグループ会社に輸入車専門の買取・販売専門店「スマートオート」という会社がございます。ここの買取責任者に、プロテクションフィルムが施工されているクルマの売却についての見方をヒアリングしてきました。

XPELの保証書には施工日が記載されています。この施工日が売却の時の肝になります。
と言いますのも、新車登録してすぐにXPELプロテクションフィルムを施工していることが保証書の日付で確認できれば、フィルムを剥がさなくても新車同様の塗装コンディションであることが見込めるからです。
「新車同様の外装状態」であれば中古車査定における評価点が5又は4.5点となるため、高価買取が期待できます。また買取業者にもXPELは一流メーカーであると認知されているため、保証書があればそのまま再販するケースも多いです。状態が良ければフィルム施工費用のうち一部を上乗せしたプラス評価で高く買い取れるということもあります。
要するにフィルム施工代金の一部は綺麗に維持できていれば売却時に回収することも期待できます。

保証書が無いと買取業者はフィルムを貼られた状態での査定と買取は避けがちです。なぜならその状態だと「事故歴や板金歴の見極めが非常に難しいから」です。殆どの場合は「剥がしてから査定に持ってきてください」と言われると思います。

剥がし作業は通常フィルム施工代金とは別料金になります。弊社の場合は施工代金の8%で承っております。
他社で施工したフィルムの剥がし作業は弊社では原則行っておりませんが、貼り直しの場合はもちろん承ります。その場合、剥がしに要した時間×時間単価での請求となりますが、品質の低いフィルムだと糊残りなどで作業が難航することも多く、20万円を超えることもあります。また、剥がし作業中に塗装剥がれが起きることもあります。その場合は大幅な査定額ダウンにつながります。

  • プロテクションフィルムを貼ったままプラスアルファで高価買取してもらえるXPEL保証書付きのクルマ
  • フィルムを剥がしてから査定する保証書無しのクルマ

どちらが良いかはお分かりでしょう。価格だけでプロテクションフィルム施工店を決めないでください。

プロテクションフィルムの施工価格が常識外れでないか

「業界最安!プロテクションフィルム施工!!」── その裏にある現実
  • 「最短1日で仕上げます!」
  • 「業界最安価格!」
  • 「データとカッターの併用で効率UP!」

このような謳い文句で格安価格を売りに集客している施工店があります。あまりにも価格が安すぎる場合、中国製無名メーカーの格安プロテクションフィルムを採用している可能性が非常に高く、2~3年で黄ばんでしまったり、剥離する際に塗装ごと剥離、あるいは糊がベッタベタに残ってしまう。そのような可能性も非常に高くなります。

また、こうした施工店では、効率重視のためにカッターを使うのが当たり前です。
その結果、傷のリスクがあり、傷を発見しても保証されないという構図になっています。

プロテクションフィルムの施工価格は、車種にもよりますが、ボディ全体に施工するいわゆるフルメニューでおおよその価格が、車種にもよりますが100~220万円程度。
おクルマの大きさ(=プロテクションフィルムそのものの使用量)や、パネル点数、施工難易度、車両価格によって変動してきます。

初期投資の価格を安く抑えても、カッター傷が入って売却査定評価が下がってしまったり、プロテクションフィルム剥離時にボディの処理で高額な費用がかかり、結果として初期投資においてある程度の価格を払っても高品質なプロテクションフィルムを貼っておいた方がよかった、というケースも存分に起こり得ます。価格だけでプロテクションフィルム施工店を決めないでください。

プロテクションフィルムの価格が相場を逸脱した高額な施工店も

また逆に、そこまで大きくもなく、施工難易度も極端に難しいわけではないおクルマで相場比+100万円という価格の施工店もあるようです。あまりにも高価格で、提示された価格にご納得いただけないケースでは、他社への相見積もりも視野に入れましょう。

プロテクションフィルム施工の範囲はどこまでか

プロテクションフィルムは部位別ではなく「フロントフルパッケージ」や「フルパッケージ」などのパッケージでまとめて施工することが多いです。
しかし一概に「フル」と言っても施工店により定義が異なるので注意が必要です。例えば以下のパーツは格安業者での「フル」施工には含まれていないことが多いです。

  • ヘッドライト
  • ドアミラー
  • スポイラー
  • アンダースポイラー
  • ドアハンドル
  • ルーフアンテナ
  • ウインカーレンズ
  • マーカー
  • リフレクター
  • ウインドウモール
  • ドアモール
  • グリル
  • ロッカーパネル
  • スカッフプレート
  • スカッフプレート周辺部
  • ドアピラー
  • エンブレム

いかがでしょうか?「結構沢山のパーツが含まれていない」ことがお分かりでしょうか?いずれもスマート・カーサービスではフルパッケージだと含まれているパーツです。格安業者でこれらのパーツをオプションで付加していくと結局は高くなってしまうはずです。
どれも小さいパーツなのですが施工の手間は大きなパーツと比べて遜色ありません。中でもヘッドライトやドアミラー、ドアハンドルなど曲面がキツいパーツは施工難易度が上がりますのでドアなどの大判よりも時間が掛かります。
格安業者はここを敢えて除外することでコストを下げているのです。

どこまでプロテクトするかはコストとの対比で考える必要があるのですが、この中だとヘッドライトは紫外線に弱くかつ高価なパーツなのでプロテクションフィルムで守る意義は大きいと思います。また輸入車の場合はドアモールも日本の環境に合わずすぐに白サビが浮いてくるのでプロテクションフィルムは貼るべきでしょう。

プロテクションフィルムのメンテナンス体制が確立されているか

プロテクションフィルムは施工して終わりではありません。
プロテクションフィルムの美観を永く保つにはコーティングと同様に定期メンテナンスが必要です。

フィルム基材の上のトップコート層には通常の洗車だけでは除去しきれない、汚れ、花粉、樹液、虫、黄砂など様々な物質が付着し、それらをそのままにしておくとトップコート層を侵食し出します。そうなると、撥水効果や自己修復効果が失われていき、本来の耐用年数を全うできない可能性があります。

このため、スマート・カーサービスでは定期メンテナンス体制を確立しています。
納車後、1年毎にメール・LINE等でお客様にメンテナンスのご案内をしており、コーティング専門スタッフが丸一日かけてメンテナンスを実施しています。その際、キワの汚れの除去や浮き・剥がれの修正なども行い、施工直後のような状態まで仕上げてお返ししています。お客様のおクルマをいつまでも新車のような状態に保つのが私たちの責務です。

また、メンテナンス剤だけでも以下のように様々なラインナップがあり、XPELのアフターサービスが充実していることを物語っています(画像以外のメンテナンス剤もございます)。

XPELメンテナンス剤


検討中のプロテクションフィルム施工店にもそのような施工後の事まで考えたアフターケア体制が確立されているか確認するべきでしょう。施工店は価格だけでなく必ず長期の視点で選ぶことが大切です。

賠償責任保険に加入しているか

もし事故が起きたら?

賠償責任保険がどうしてプロテクションフィルム施工店に必要なのか。
それは、プロテクションフィルム施工においては確率は低いが起きたら大変困るリスクがあるからです。以下に列挙します。

  • 預かり中の盗難リスク
  • 輸送中の事故リスク
  • 施工中の破損リスク
  • 火災、天災等のリスク
スマート・カーサービスでは3億円の賠償責任保険に加入しています

弊社で取り扱っているクルマは安くても1,000万円超、高いと2億円超という価格帯のものになります。
万が一、上記の事故が起きてしまうとお客様に大変なご迷惑をお掛けしてしまうことになるため、賠償責任保険に加入しています。保険金額が相当に高額なため、保険料も相応に高いのですが、万が一の事態が起きた場合にも責任を全うできるよう保険料を負担しております。
これから高級車にプロテクションフィルム施工を依頼しようとしているユーザー様は、施工店の社歴や保険加入についても確認しておくのがベターでしょう。
社歴が短い場合は万が一の支払い能力も疑わしいと思って差支え無いので、保険加入していることは必須でしょう。

自社で積載車を所有しているか

新車を新車のままプロテクションフィルムで保護するには積載車が必須です

新車を新車ディーラーで受け取って自走でプロテクションフィルム施工店に持ち込むとどうなるでしょうか?
たまたまディーラーから施工店までの距離が短く、一般道を走って持ち込むような場合であれば特段問題は起きませんが、問題となるのは高速道路を走っておクルマを施工店まで持ち込む場合です。

皆さん日常で意識することは殆ど無いかもしれませんが、実は高速道路を走ると僅か1時間程度の走行でも必ずと言って良いほど「微細な飛び石キズ」が複数個所に付きます。かなり小さいため通常はクローズアップされないのですが、フィルムを貼ると塗装だけだと見えなかった飛び石キズが気泡と共に浮き上がります。
フィルムを貼った後、せっかくの新車なのに。。となるはずです。

積載車



弊社では自社で積載車を所有し、ドライバーは大手陸送会社での豊富な経験を持ち、数万台以上の輸送実績を誇る「運びのプロ」。有料ではありますが、どのような車種でも、安心してお任せいただけます。対応エリアは、東京都内をはじめ神奈川・埼玉など関東近郊はもちろん、東海・北陸エリアまで幅広く対応可能です。

せっかくの新車です。完全に無傷のままプロテクションフィルムを貼りたいですよね。

多忙なお客様に大変重宝される積載車と納車時立ち合いサービス

プロテクションフィルムの施工が終わったクルマはもうガンガン乗ってもらっても飛び石キズの心配はありませんが、弊社からお客様ご自宅まで積載車でお届けするケースが実は沢山あります。
その理由は「忙しいお客様が多いから」です。
有料となりますが、ディーラー⇒スマート・カーサービス⇒お客様ご自宅間を一度も自走せず全て積載車で陸送することが可能です。
また、ディーラーからの引取り時(納車時)には無料で、お客様に代わって塗装状態やキズのチェックなどを入念に行い、もし不具合があれば修正等の指示をお客様に代わりサポートさせて頂いております。
この納車時立ち合いサービスは「自分ではキズに気が付けなかった」と大変重宝されています。
これらもお客様から見えずらいサービスではありますが、価格だけではない施工店の選び方のポイントになるかと思います。

価格だけではない。プロテクションフィルムでスマート・カーサービスが選ばれる理由。

おかげさまで、多くのお客様に「プロテクションフィルム施工ならスマート・カーサービス」とお選びいただいております。

ではなぜ価格以外の面で選ばれるのかご紹介します。

豊富なプロテクションフィルム施工実績

スマートカーサービスでは創業以来通算で3000台以上の施工実績を誇ります。

多くは語りません。

施工事例にてご紹介しているのはその中のほんの一部ですが、ぜひご覧ください。

プロテクションフィルム施工専門店ゆえ、環境が特化されている

スマートカーサービスのプロテクションフィルム施工ファクトリーは、完全な専用設計となっています。

完全にゼロに抑えることは不可能な埃やゴミの浮遊を防止するイオン発生装置を備え付け、

インストーラーはビニールエプロンを着用し、さらに食品工場などで採用される不織布のキャップを着用し体からの埃やゴミの発生を徹底ガード。

さらに、そこまでガードしても噛みこんでしまったケースにおいても素早く発見できるよう、施工ファクトリーそのものは白を基調とした設計。

そして強力かつ高演色な白色LED照明。太陽光の下と近い色合いで車体をチェックすることで、確実な仕上がりを実現します。

施工環境_プロテクションフィルム

信頼のプロテクションフィルムメーカー「XPEL」を採用

アメリカ製の、世界シェアNo. 1プロテクションフィルムメーカー
XPEL(エクスペル)社製のプロテクションフィルムを、スマートカーサービスでは採用しています。

XPEL(エクスペル)社のプロテクションフィルムは、高い紫外線カット率、さらに60℃以上の熱を加えると薄傷が消えるセルフヒーリング機能を備え、そして耐用年数はメーカーによる10年保証と驚異的な長寿命。

正直なところ、「XPEL(エクスペル)」プロテクションフィルムの価格は決して安くありません。
しかし、ご満足いただけるクオリティの商品です。

XPEL社製プロテクションフィルムの専用プレカットデータシステム「DAP」導入

XPEL(エクスペル)社のプロテクションフィルムを採用している店舗にのみ、
導入が許可されるプレカットデータシステム「DESIGN ACCESS PROGRAM(通称:DAP)」を導入。

輸入車のみならず、国産車も最新モデルにも素早く対応しています。

スマート・カーサービスではさらに、確実なカバーと仕上がりの美しさ、および施工性の向上を目的に、
DAPのデータを基に改良を加えています。

DAP_プロテクションフィルム

プロテクションフィルム施工店を価格だけで選んではいけない理由のまとめ

今回は、価格以外の面でのプロテクションフィルム施工店の選び方についてお話ししました。

格安施工店と弊社の違いについても以下にまとめましたので参考にしてみてください。

格安施工店スマート・カーサービス
施工部位(全面施工の場合)ヘッドライト、窓枠モール、グリル周り、スポイラー、樹脂パーツ、ドアハンドル、スカッフプレート、サイドシルドア内部分、ルーフアンテナ、エンブレムなどは含まれない事が多いガラス面以外の外装は全てカバー
使用フィルム中国製フィルム(企画は日本で行うケースも多い)XPELフィルム(アメリカ製)
フィルムの耐用年数1年~10年(XPELによる保証付き)
カッター使用の有無塗装面上でカッター使用塗装面上でカッター不使用
浮き剥がれなどの施工品質保証無し~数か月1年間
フィルム製造メーカーによる製品保証無し黄変やひび割れなどの異常が生じた場合、10年間は無償にて貼り替え
メンテナンス体制無し1年毎にメンテナンス実施案内
賠償責任保険加入の有無無し上限3億円の保険に加入。万が一の盗難や輸送中の事故、また施工中の事故なども全てカバー

いかがでしょうか。安いのものには必ず理由があります。格安施工店だと一見安く見えても数年スパンで維持することを考えると結局高くついてしまう可能性があることがお分かり頂けたかと思います。
特にポルシェやフェラーリなど資産性の高いお車は、カッター傷や塗膜剥離により数百万~数千万円の損失につながるリスクがありますので、慎重に施工店をお選びください。数十万円のコストを惜しんだばかりにその数十倍のお金を失うことだって考えられるのですから。

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