Case study 施工事例
車種
- トヨタ
施工種別
- セラミックコーティング
銀鏡か、いや、漆黒か。現行モデル40系 アルファードに高機能コーティング「ファインラボ」施工!
先日、イヤホンをまた買いました。
使っていたイヤホンが壊れ、前から持っていたフルワイヤレスは通勤中の電車に
ケースを落とし、使い物にならなくなりました。
僕みたいなズボラは、フルワイヤレスなんか持ったらいかん。広報 獅子丸です。
今回は、トヨタが誇るロングセラー高級ミニバン「アルファード」の現行モデル「40系」に
高機能セラミックコーティングブランド「FEYNLAB(ファインラボ)」の
自己修復機能つきコーティング「HEAL PLUS(ヒールプラス)」を施工いたしました。
美しい輝きを放ちつつも塗膜が柔らかく、綺麗に維持するための難易度が非常に高いソリッドブラック、
通称:202ブラックの弱点を補う高機能コーティング。
ぜひご覧ください。
今回の40系 アルファード。
新車でのご入庫でした。しかしそこは202ブラック、新車であっても小さく薄い傷があちこちにありました。
そのような小さく薄い傷も全てリセットするため、車体を一度全体的に研磨します。
ヘッドライトの周りや、各モール部の周辺など研磨不要部位を研磨しないようにマスキングを実施。
さらに、40系 アルファードの最大の特徴とも言える大きなグリルには研磨粉が付着しないよう、
グリル全体をマスクします。
研磨を実施することで、全体的になんとなくモヤっとしていたボディが、はっきりと黒くなりました。
どのようなボディカラーでも対応できるよう、ウールやウレタンなどさまざまな種類のバフやパッド、
粒子の大きさや、メーカーの異なるコンパウンド、
そしてサイズやアクションの異なるポリッシャーを取り揃えていますので、
塗膜の硬い欧州車の塗装から、塗膜の柔らかい日本車のブラックまで問題なく対応が可能です。
全長4995mm、全幅1850mm、全高1935−1945mm。
堂々たる体躯の40系 アルファードでは、研磨もコーティングも重作業。
研磨不良やコーティング不良が生じないよう、慎重に作業を実施します。
基本は一人が1台のおクルマを担当して作業を実施しますが、
時と場合により、もう1台の担当と協力して作業を行い、
作業の精度を高めています。
1週間ほどのお預かり期間を経て完成した40系 アルファードがこちら。
威風堂々、迫力満点。
鏡のようにキラリと輝く40 アルファードの完成です。
2025年1月現在、トヨタのOEMおよび軽自動車を除くラインナップの中で最もお手頃なヤリスから、
高級SUVの先駆者であるハリアー、そして今回ご依頼のアルファードまで
多彩なラインナップに設定され、また過去にはラグジュアリークーペのソアラ、
トヨタが誇るミッドシップスポーツカーMR2、いつかは、といえば、のクラウン、
日本車として唯一V12エンジンを搭載した先代モデルのセンチュリーなどに
設定されていたボディカラー、その名もシンプルにブラック(カラーコード:202)。
先代モデルのセンチュリーでは神威(かむい)エターナルブラックと呼ばれていました。
前述の通り、自動車関係の方はカラーコードと合わせて202ブラックと呼ぶことが多々あります。
さてこの202ブラック、非常に発色の良い「ザ・黒」とも言うべきカラーなのですが、
いかんせん塗膜が非常に柔らかく、いとも簡単に傷がついてしまうほどデリケートな塗装となっています。
傷を消すためには、もちろんポリッシャーを使用して研磨を実施するのですが、手順や使用アイテムを間違えると
取り返しのつかないことになってしまいます。
そこで、Porsche Loverでありつつも、多数の202ブラックの研磨経験を持つ安達(アダチ)にヒアリングしてみました。
※安達注:アイテムには各個人の好みがあり、答えの一例だと思ってください。
202ブラックにおいて、ライトを当てて映る傷の場合は
まず粗めの研磨に適した、ウールバフを使用。その名の通り、羊毛のバフです。
その中でも毛足の短い、ショートウールと呼ばれるタイプを使用。
組み合わせるコンパウンドは、番手が1500番から2000番と呼ばれるものを使用します。
この組み合わせで、大きな傷を消していきます。
上記の組み合わせで大きな傷を消した後は、バフもコンパウンドも変更。
バフはウールからとても柔らかいウレタンのバフ(スポンジバフとも呼ばれます)へ変更。
そしてコンパウンドも、より研磨粒子の小さな、超微粒子タイプへ。
紙やすりやコンパウンドでは、数字が大きくなるほど研磨粒子が細かくなり、より仕上げ向きになっていきます。
新車の場合、製造工程において塗装を行った後粗磨きを行い、完成したのち
PDIセンターやディーラーなどで出庫前の磨きを行っているケースがほとんどなのですが、
実際問題として研磨痕が残っていることが往々にしてあります。
また、先工程の大きな傷を消した際に、バフ目と呼ばれる多数の円を描いたような傷が
どうしても残ってしまいます。
そのような研磨痕をこの工程において消していくことで、まるで鏡のような仕上がりに仕立てていきます。
最終、研磨が完了した際にチェックを行うための必需品がこちらのライト。
一見すると、変わった形の懐中電灯。
1本およそ4万円。正直、「高っ!!」と口走ったのは秘密(笑)
しかしこのライト、発光色の色味を暖色から純白まで調整することが可能で、
さらに明るさも自在な調整が可能。さまざまなボディカラーにおいて、研磨不良の発見に役立つ優れもの。
そして頂部に備えられた、小型のスポットライト。
これがいい仕事をしてくれるようで、大きなライトでは浮き出てこなかった研磨不良を
このスポットライトを当てることで見えるようになるんだとか。
スマートカーサービスではこのように、技術と道具を取り揃え
さまざまなボディカラーや塗膜硬度の車両に対応が可能です。
今回は、都内のトヨタディーラー様よりおクルマをお預かりさせていただき、ご指定の場所へご納車をいたしました。
スマートカーサービスでは、自社で積載車を保有しており、おクルマのお預かりやご納車について
柔軟に対応が可能ですので、お気軽にぜひ一度ご相談ください。
また、東京や神奈川など関東近県のみならず、静岡や愛知などの東海地方や、
宮城や福島など東北地方のなどのお客様も、ぜひ一度お問い合わせください。
まるで鏡のように仕立てられ、美しい輝きを放つ40 アルファード。
さらにその輝きは、長きにわたりキープされます。
ブラック塗装のおクルマに非常におすすめ。
この度はご依頼誠にありがとうございました。
セラミックコーティングとは?
ガラスコーティングと異なり、コーティング剤同士の分子のみならずボディの塗装とも結合し強靭な皮膜を形成するコーティングです。
耐薬品性・耐熱性に優れ、部位によっては効果が半永久的に持続するものもあります。
また施工対象箇所が広く、ボディ外板やガラスはもちろん未塗装樹脂部やインテリアの布部、レザー部にも施工可能なアイテムもあります。
スマートカーサービスでは現在、「Ceramic PRO (セラミックプロ)」と「FEYNLAB (ファインラボ)」を取り扱いしております。
セラミックコーティングの費用はおクルマのサイズ、施工するレイヤーの数、コーティングのブランドによって変動いたしますのでお気軽にこちらまでお問い合わせください。
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