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プロテクションフィルム

貼っておけばよかった…となる前に。意外と傷つきやすい場所をプロテクションフィルム専門店が解説します。

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昨今、大変需要の高まっているプロテクションフィルム。
車をきれいに保ちたいから貼りたいけど、どこに貼ったらいいのだろう?コストはどのくらいなの?そんな疑問にプロテクションフィルム専門店がお答えします。

1.プロテクションフィルム施工部位について

弊社では大きく分けてフロントフル、フロントフルプラス、フルカバー3つのプランで施工部位を分けています。

フロントフル

ボンネット(フロントフード)、フロント周りのヘッドライトやウィンカー類、フロントバンパー、左右フロントフェンダー、左右ドアミラーがセットになっています。

こちらではフロント周りのパーツを保護するプランになっております。フロント周りは飛来物による被害を受けやすいわりに高額なパーツが多数装備されているのでおすすめです。

フロントフルプラス

上記フロントフルキットに加え、Aピラー(フロントピラー)及びルーフ前端部、サイドスカート(ロッカーパネル)が追加されたキットになっておりますが、車種によりルーフ前端部やサイドスカートの設定がない場合もあります。詳細はお気軽にお問い合わせください。

こちらでは意外と飛来物による被害を受けるAピラーとルーフ先端部、それに地面からの巻き上げや乗降時に足を当ててしまう被害の意外と多いサイドスカート部がセットになります。

フロントピラーもサイドスカートも、塗装修理がかなり大変な部位になりますので傷つく前に・・・。

フルカバー

文字通りの全面プロテクションフィルム施工ですが、ガラス類は除きます。またパーツ単位で施工対象外のものがありますので詳細はお問い合わせください。

こちらでは、ボディ全体をカバーしますので上空・前方・後方・側方の全方位からの飛来物から愛車をプロテクトします。

正直、お預かり期間もコストも上記のフロントフルやフロントフルプラスにくらべてかかってしまいますが、剥がせば新車時の塗装に戻るという意味でリセールバリューの確保もできます。

2.部位別施工メリットについて

2-1.フロント

先述の通り、フロント周りには比較的高額なパーツが配置されています。また、お車売却時の査定において厳重に見られる箇所が多いエリアでもあります。

フロントフード(ボンネット)やフェンダーなどの大物パーツは修理が困難で、なおかつ修理を行うと事故車扱いをされてしまう可能性もあります。さらに、LEDが多用され多機能化されたヘッドライト、センサーやカメラなどが装備された高機能なフロントガラス。

ヘッドライトに至っては片側数十万円することも珍しくなく、基本的には破損したら車検ももちろん通りませんし丸ごと全部交換(ごく一部の車両ではレンズのみ交換可能な車両もあるようですが交換作業が特殊作業なため納期も金額もかなりかかってしまいます)。

フロントガラスも衝突安全システムなどのセンサーやカメラが装着されており、フロントガラスそのもののみならず、フロントガラスを交換するにあたり資格が必要になったり、センサーやカメラの初期調整が必要になったりと時間、手間、費用のすべてがかさんできます。

フロント周りにプロテクションフィルムを施工することで、高額でなおかつハイリスクな状況下に置かれるパーツを守ることができます。

2-2-1.ルーフ

意外と知られていませんが、通常のお車の金属製のルーフは損傷修理一発即査定落ち、交換即事故車扱いという大変シビアなパーツです。そして車体の最上部に水平に位置するため飛来物や降下物の被害を最も受けやすい部位になります。

鳥の糞や樹液、木の実などが落下し塗装を侵食することがあります。特に鳥の糞は強い酸性のため、夏場の暑い時期に少しでも放置するとあっという間に塗装を痛めつけ、二度と修復のできないダメージを負うこともあります。そして春には花粉被害、こちらもまた深刻です。花粉が付着した状態で雨が降るとペクチンと呼ばれるたんぱく質が抽出されますが、このペクチンがかなりの強敵。ペクチンは塗装表面に付着するのではなく、塗装組織を侵食し乾燥すると同時に塗装組織を収縮させてしまい、研磨では取り去ることのできないダメージを塗装に与えてしまいます。

また昨今、雹(ひょう)が降ってくることが多々あります。雹は直径5mm以上の氷の粒で、直径5mmの粒で降下速度時速36km、70mmの大きなものでは降下速度時速140kmにも達します(参考文献:https://weathernews.jp/s/topics/202105/180285/)。このような氷の塊がお車へ降り注ぐと、まず間違いなく残念ながらお車はボコボコに凹んでしまうでしょう。

雹の被害を受けてしまった車は「雹害車」と呼ばれ、本来の価値から大きく価値が下がってしまいます。

プロテクションフィルムを施工することで、鳥の糞や花粉は物理的に塗装組織に接触することがないため、強酸性物質による塗装面の侵食や花粉のペクチンによる塗装の収縮が起こりえません。

さらにプロテクションフィルムは150ミクロンの厚みと弾力性のあるポリウレタンでできたフィルムのため、雹害も軽減することが可能です。

2-2-2.ドア

ドア部のダメージ要因は多岐にわたります。走行中に飛び石もそうですが駐車中にドア当てをされたり逆にドア当てをしてしまったり、ドアを開ける際にドアハンドルのカップ部を爪でひっかいてしまったり、バッグの金具をひっかけてしまったなど・・・。

ただ、ドア周りは比較的軽微な傷がほとんどですので、プロテクションフィルムを施工しておくことで守れる可能性が高くなります。

2-3.リア周り

リア周りも案外ダメージを受けやすいポイントがいっぱいあります。

たとえばトランクフード(リアハッチ)は車高の高いSUVなどは、要注意です。というのも、最近の車は電動化されているものが多く、開閉スイッチをうっかり操作して天井の低い地下駐車場などで天井にぶつけてしまうことがあります。また、リアスポイラー装着車などは雨水のたまり場になる箇所があり、そういった箇所には花粉染みが付きやすくなります。ルーフの項で先述したように、花粉染みは一度付くと通常のメンテナンスでの除去は困難で、プロによる特殊な除去作業が必要になります。安易に考えがちですが、実はとても厄介なものです。

リアバンパーもうっかりぶつけてしまう事があるパーツです。昨今の車両ではパーキングセンサーやバックカメラが装着されていますが、死角や見え方の問題なのでついうっかりと・・・。

ゆっくり後退した際の軽微なダメージであればフィルムによる保護効果で塗装ダメージを回避できます。

3.各パッケージごとの価格差について

車両によって差はありますが、

フロントフルパッケージ 30万円~

フロントフルプラスパッケージ 50万円~

フルカバーパッケージ 110万円~

となります。

施工箇所ごとのパーツ点数、車両の大きさ、施工難易度によって金額は変動いたします。

またガラスルーフの有無、エアロパーツの有無、車両によっては同一車種でもグレード違いで値段が変動することもありますので、詳しくはメールや各種SNS、お電話にてお問い合わせください。

また、使用するフィルムによっても値段が変動します。当社では世界ナンバーワンシェアのXPEL社製プロテクションフィルムを使用しておりますが、その中でもグロス仕上げの「ULTIMATE」、マットサテン仕上げの「STEALTH」と種類がございます。どちらをセレクトするかにより値段が変動します。

車種別のプロテクションフィルム施工箇所のおすすめポイント

全車においてフルカバーがおすすめです。と言いたいところではありますが・・・。

特にこのようなお車ではここがおすすめ、と専門店ならではの目線でご案内します。

4-1.リアの幅がフロントと比較して広いお車(ポルシェ911系、フェラーリ、ランボルギーニ等)

リアの幅がフロントと比較して広いお車では、フロント周りのみならずサイドステップ(ロッカーパネル)及びクォーターパネル(リアフェンダー)の前方への施工がおすすめです。

というのも、フロントタイヤで巻き上げられた飛び石が自打球のごとく自らの車体に当たるケースが多いのです。ポルシェ等では、純正でストーンガードと呼ばれるプロテクションフィルムが施工されていることがありますが、経年劣化してパキパキにひび割れていたりすることも見受けられます。

それでは本来の効果を発揮することもままならないので、ぜひ貼り替えをおすすめします。

4-2.車高の高いお車(ランドローバーディフェンダー、メルセデスベンツVクラス等)

車高が高いお車では、ルーフ部のお手入れに非常に手間がかかります。また、飛来物の被害に気づきにくいケースも考えられます。例のような車高の高いお車ではルーフ部への施工、またリアハッチ部も大きいためハッチ開放時に他の障害物と接触するリスクも考慮し、リアハッチ部への施工もおすすめです。

4-3.お子様のいらっしゃるご家庭のお車

お子様のいらっしゃるご家庭では、ショッピングモールなどで不意にお子様がドアを開けてしまう可能性もございます。そういったケースで怖いのはドアパンチ。相手方はもちろんですが、自車にも思い切りダメージが・・・。

プロテクションフィルムをドア部に施工していれば、相手車両に自車の塗料が付着してしまうリスクも大幅に軽減できますし、自車のドアで相手車両をへこませてしまう可能性も下げることができます。

5.まとめ

昨今プロテクションフィルムを施工するお客様が大変増えています。

ハイパフォーマンスなエキゾチックカーのみならず、日常使いの愛車においても大変有用なアイテムです。

ツボを押さえてプロテクションフィルムを貼ることで効果的に愛車を保護して価値を守っていきましょう!

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