
近年、プロテクションフィルム市場では安価な施工を謳うお店が増えていますが、その裏には大変なリスクが潜んでいます。私たちプロの目線で紐解くと、お客様の大切な高級車を守るどころか、予期せぬダメージや後悔につながる可能性が見えてきます。そうした問題点とその潜在的なリスクを徹底解説し、愛車へのプロテクションフィルム施工をご検討中のオーナーさまが、後悔のない選択をするための重要な情報を提供します。お店選びの際にぜひ一度ご覧ください。
施工手法
車体を傷つけない
工法を採用しているか
カッター使用!
ハーフカット施工の危険
プロテクションフィルムを施工するお店では、カッターを使用するケースがかなりの頻度であります。これは元々ラッピングフィルム施工の現場ではカッターで切ることが常套手法だったこともありプロテクションフィルム施工の現場でもその習慣がそのまま持ち込まれているためです。
今回皆さんにお伝えしたいのは、ラッピングフィルムとプロテクションフィルムでは同じフィルムでも性質が全く違うということです。ラッピングフィルムはカッターで容易に切れます。しかしプロテクションフィルムは容易に切れません。もともと塗装をガードするために製造されているので素材が厚く頑丈だからです。
その厚く頑丈なフィルムをクルマに貼った後で塗装面に到達しないように100パーセント寸止めで切ることは至難の業と言えます。無理と言い換えても過言ではありません。それは頑丈なフィルムを切るのに力を入れる必要があるからとフィルムの硬さが一定ではないからです。力加減は勘に頼らざるを得ずそれが違うとカッターの刃が塗装面に到達します。
実際新車塗装面に傷を受けたクルマが当社に入庫しています。今後その台数は増えていくでしょう。新車塗装を護りたくてフィルムを貼ろうとすることが逆に塗装をキズつけてしまう。本末転倒の事象となります。不幸なユーザーを一人でも減らすために具体例を示します。

大きなダメージを被ったBMW X3
車体を傷つけない
プレカットフィルム施工
のみを採用
私たちは、お客さまの大切な愛車に一切の傷をつけるリスクを排除するため、プレカットフィルム施工のみを採用しています。プレカットフィルムとは、車種ごとにコンピューター制御で事前にカットされたフィルムを使用する手法です。これにより、施工時にカッターを使用する必要がなく、塗装面を傷つける心配がありません。コストは高くなりますが、私たちは安全性と確実な仕上がりを最優先し、お客さまに安心して愛車をお預けいただける施工環境を提供しています。
フィルムの品質
フィルムの品質に
問題はないか
振興フィルムの
品質問題
市場には安価なプロテクションフィルムが多数存在します。これらの振興メーカーの製品は、「〇年保証」と謳われていても、数年経過した実績に基づく経年での検証がなされていません。また、糊の成分が適切に調整されていない製品も多く、時間の経過とともにフィルムが剥がれにくくなったり、剥がす際に糊が塗装面に残り、その除去のために石油系溶剤を使用することで塗装を傷めてしまうリスクがあります。特にマット塗装の場合、糊が塗膜の奥に入り込んで除去が事実上不可能となり、最終的に塗膜研磨や全塗装が必要になるなど、高額な修理費用につながる可能性もあります。

上が振興メーカー、下がXPEL社のパッケージ。品質への信頼性の差が外見からも垣間見られる
世界中の高級車オーナー・
メーカーから評価される
「XPELフィルム」のみを使用
当社が使用するのは、1996年創業のプロテクションフィルム業界最大手であるXPEL社のフィルムのみです。XPELフィルムは、過去数十年にわたる製品の検証と改良が重ねられており、その品質と耐久性は世界中の高級車オーナーや自動車メーカーから絶大な信頼を得ています。フェラーリをはじめとするほぼ全ての高級車ブランドで純正オプションとして採用されていることが、その確かな品質の証です。XPELフィルムは、糊の成分が緻密に調整されているため、使用時は剥がれにくく、剥がす時には塗装を傷めずにきれいに除去できます。これにより、長期にわたって愛車の美しい塗装を保護し、再塗装などのリスクを大幅に軽減します。
保証・アフターサービス
万が一の保証に
安心できるか
施工店主体の
保証の限界
格安店の中には、自社独自の「〇年保証」を謳っているところもありますが、その保証の主体はあくまでフィルムメーカーの保証ではなく施工店そのものの保証です。もしその業者の経営状態が悪化したり、事業を継続できなくなったりした場合、保証が受けられなくなるリスクが伴います。また、クレーム対応や補修に必要な人員や設備への投資を十分にできていない場合、万が一トラブルが発生しても、適切なアフターサービスが受けられない可能性があります。

フィルムメーカー主体の10年保証と
徹底した安全管理
私たちは、XPEL社が提供する10年間製品保証の正規施工店です。この保証は、アメリカのナスダック市場に上場し、時価総額10億ドルの巨大企業であるXPEL社自身が提供するものであり、将来にわたって保証が継続される企業体力が十分にあります。施工後には、フィルムIDが記載された正規の施工証明書を発行し、お客さまに確かな安心をお届けします。
さらに、私たちはスーパーカーをはじめとする超高額車の取り扱いにも万全の体制を整えています。バッテリー上がり一つで数十万円の修理費用につながる可能性がある高級車の特性を熟知し、車種ごとの取扱注意点を徹底しています。自社積載車を所有し、大手陸送会社出身のベテランドライバーによる車両チェック体制を完備。施工前の飛び石傷防止のため、積載車での輸送も可能です。万が一の不具合に備え、上限3億円の賠償責任保険にも加入しており、お客さまの大切な愛車をあらゆる面から保護します。
事例紹介
オーナーの後悔
わたしたちスマート・カーサービスには、他店でプロテクションフィルムを施工したカーオーナーからのフィルム再施工依頼や施工チェック依頼が後をたちません。ここで一例ですが最近起こった事例をご紹介します。
あるBMWオーナーの場合
カッター使用の危険を垣間見る!
千葉県在住 Sさん
自宅近くのカーショップで新車のBMW X3にプロテクションフィルムを施工したSさん。フィルムのカットラインがガタガタになっている仕上がり具合を見て納得がいかず当店へフィルム再施工の依頼をいただきました。当店で再施工のためにフィルムを剥がしたところ新車のX3の塗装面数十か所にカッターの刃が当たったキズが・・・。新車塗装を護る目的で行ったフィルム施工が逆に新車塗装を傷つけてしまうというあってはならない状態になってしまっていました。新車塗装は貴重です。再塗装では再現できない美しさと強さを持っているからです。ラッピングフィルムとプロテクションフィルム。この二つは同じフィルムと名がついていますが全く異なる性質を持っています。ラッピングフィルムはカッターカット可能だがプロテクションフィルムはカッター使用は避けるべき。それはフィルム強度が全く異なるからです。長らくカーリテイリング業界で慣習化しているフィルムカットの際のカッター使用、これをプロテクションフィルムでは行っていけない。このことを当社では業界発展のために広く強く啓蒙していきます。
プロテクションフィルム施工にカッター使用はNGです。
私たちスマート・カーサービスは、
カッター(ハーフカット)を使わない、
日本一の施工実績をもつ
プロテクションフィルム施工会社です。
